恋スキャFXビクトリーDX ロジックを探る 【検証レビュー】

恋スキャFXビクトリーDX完全版

 

 

商材概要

 

FXで勝てない人は情報商材に走りやすい

 

他の投資商品に比べてシンプルでわかりやすいのがFXの魅力ですが、
簡単に勝つことができるほど甘い世界ではありません。

 

周囲にFXの経験者がいれば手取り足取り教えてくれることもあるかもしれませんが、
現実の世界ではなかなかお目にかかれるシチュエーションではありません。

 

そうなると普通の人はFXの初心者本を購入したり、
FX取引会社が開催している無料のセミナーに参加したりするわけです。

 

 

そしてこれだけでは勝つことが出来ないと気付くと
今度はちょっとお高いパンローリングの投資本を購入したり、
有料セミナーに顔を出したりするようになります。

 

しかし、それでも勝てない人は、怪しげな謳い文句の情報商材や
有料セミナーに走ってしまうようになるのです。

 

情報商材全てを否定するわけではないし、中には本当に役立つ情報商材もあるのですが
FX初心者がそれを見極めるのは至難の技といってもいいでしょう。

 

 

 

インフォトップでは自社基準で殿堂入りの情報商材を発表している

 

詐欺商材が横行する中でもいい商材は絶対あるはず、
というわけで今回はインフォトップという
情報商材をメインで取り扱う販売サイトを訪れてみました。

 

インフォトップは情報商材販売サイトの中では老舗であり、
かつ最大手ということもあり多くの情報商材がここに集まってきます。

 

 

サイトをのぞいてみると「ビジネス・稼ぐ」、「マネー・運用」、
「コンピューターとネット」、「家庭と暮らし」、「美容・健康」、
「学習・自己啓発」、「エンターテイメン」、「コンテンツ」、
「恋愛・コミュニケーション」
といった9種類にカテゴリー分けされており、
登録されている商材数の多さは数えるのが嫌になるくらい膨大な数に上ります。

 

さらに、この9つのカテゴリーとは別に
「殿堂入り」というなんともゴージャスなページも用意されています。

 

殿堂入りの商材ってすごく気になりませんか?

 

 

インフォトップで殿堂入りするには以下の基準を満たしている必要があります。

 

・リリースから1年以上経過
・継続して一定以上の売り上げ
・売上総額上位
・売上本数上位
・購入者のサポート対応

 

この基準を見ると長期にわたり継続して売れているだけではなく、
サポートも徹底しており購入者からの評価が高い商材でない選出されないようですね。

 

 

売上総額が基準に含まれているので、
安くていい商材が殿堂入りできない点は如何なものかと思いますが、
妥当な選考基準だとは思います。

 

昨年の殿堂入りの情報商材は3つあるのですが、その中の一つがFXの情報商材であり
個人的にも気になったので検証してみたいと思います。

 

 

 

インフォトップで殿堂入りした「恋スキャFXビクトリーDX完全版」

 

先ほどお話ししたインフォトップで2015年に殿堂入りしたFX関連の情報商材が
「恋スキャFXビクトリーDX完全版」(以下恋スキャFX)です。

 

名称を見るとスキャルピングで勝利することを目標にした情報商材のようですね。

 

頭の「恋」が何を意味しているのか謎ですが..

 

 

恋スキャFXビクトリーDXの発行元はクロスリテイリング株式会社という会社で
手法を考案した講師は山口孝志氏という人物で
通称「FX-Jin」と呼ばれているトレーダーです。

 

ちなみにFX-Jinこと山口孝志氏はクロスリテイリング株式会社の会長を務めており
恋スキャFXビクトリーDX以外にも、クロスリテイリング株式会社や
傘下の会社である「一般社団法人 日本投資家育成機構」などから
様々なFX関連の情報商材をリリースしています。

 

クロスリテイリング株式会社、一般社団法人 日本投資家育成機構から
リリースされる商材はその都度異なる講師が担当していますが、
今回の恋スキャFXは、会長であるFX-Jin氏(山口孝志)が手がけているというわけです。

 

 

恋スキャFXのランディングページを見ると
初心者でもゲームのように楽しんで稼げる
という点がセールスポイントになっているようですが、
ゲーム感覚で稼げるほどFXは甘くありません。

 

スキャルピングといえば、利小損大のトレード手法で、
小さな利益を積み重ねていきコツコツ稼いでいくのが特徴です。

 

高勝率かつエントリーチャンスが多いため人気の高い運用方法ですが、
ストップロスを深めに置く場合が多いので
一回の負けがトータルの利益を大きく左右してしまいます。

 

またハイレバレッジでトレードするので、
個人的にはリスク管理に無防備な初心者にはあまりお勧めしたくない手法の一つです。

 

 

恋スキャFXは「半システム・半裁量」のトレード手法なので、
MT4の自動売買に慣れた人にとっては少し面倒に感じるかもしれません。

 

トレード中は常にパソコンの前に張り付いて
チャートを見ていなくてはならないですからね。

 

エントリーポイントや決済ポイントは指示されているので、
あとはそれに忠実に従えばいいだけなのですが、
リアルマネーが動いている状況では精神的なタフさが要求されてきます。

 

 

また恋スキャFXはモニターの平均勝率が88.7%ということで、
この数字が事実であれば他のスキャルピング手法と比べると
初心者にも扱いやすいのかもしれないです。

 

とはいうものの恋スキャFXのランディングページでは
モニターの方々のトレード実績が全て開示されておらず
実際にどれだけの人数のモニターで統計を取ったのかがはっきりしていませんから
平均勝率88.7%という数字は参考程度で考えていたほうが無難でしょう。

 

 

 

FX-Jin、恋スキャFXのロジックを探ってみる

 

これだけ支持を受けているスキャルピングシステムなので、
どのようなロジックでトレードしているのかは当然気になるところです。

 

まあスキャルピングシステムの基本ロジックなんてたかがしれているのですが、
エントリーポイントフィルタリングの方法をどうしているのかは要注目ですね。

 

取り扱い通貨ペアは、メジャー通貨である
ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルの5通貨ペアとなっています。

 

どれもスプレッドが狭く、流動性が高い通貨ペアで、
これはスキャルピングの対象としてはオーソドックスな選択で納得できますね。

 

 

スキャルピングEAを使った自動売買だと
マイナーな通貨ペアをあえて選択することもあるのですが、
裁量トレードでスキャルピングをやる場合は
安定している通貨ペアの方が断然お勧めです。

 

恋スキャFXですごいと思うのはトレードチャンス多さで、
ランディングページを見ると1時間に20回以上となっています。

 

スキャルピングEAではこれだけ頻繁にエントリーするものは少ないので、
この辺りは裁量トレードの面目躍如といったところなのでしょう。

 

 

これだけトレードチャンスが多ければ多忙で時間がない人でも、
1時間ほどの空き時間で、十分に勝負することが出来ます。

 

またトレードチャンスが多いので、
負けトレードの後でも自分のリズムを崩さずにトレードできるのはいいですね。

 

 

そして、恋スキャFXは以下の3種類のロジックを持っています。

 

・レンジ対応ロジック:ボリンジャーバンドによるレンジ狙い
・トレンド感知ロジック:RSIによるトレンドの初動狙い
・高速スキャルピング:マルチタイムフレームによるトレンド狙い

 

 

この中で初心者にわかりやすいのはレンジ対応ロジックなのではないかと思います。

 

このロジックはシンプルでスキャルピングのベースになるものなので、
恋スキャFXに特に興味がない人でも覚えておいた方がいいでしょう。

 

 

恋スキャFXをレビューしているサイトを見ると、
MT4を使用してセットアップを行っているようです。

 

ボリンジャーバンドをメインチャートに表示し、
RSIとMACDをサブウィンドウに表示するというまさに王道的なセッティングですね。

 

ボリンジャーバンドは順張り系のテクニカル指標ですが、
2σでの跳ね返りを利用した逆張りのトレードにもよく使われています。

 

そして、RSIは「買われすぎ」、「売られすぎ」を検知するオシレーター系なので、
逆張りに最適なテクニカル指標です。

 

 

一方のMACDは指数平滑移動平均を発展させたテクニカル指標で、
トレンドやダイバージェンスを確認するときに使用されます。

 

このボリンジャーバンドとRSIを使用していることから
レンジ対応ロジックが逆張りのスキャルピングシステムであることがわかりますね。

 

逆張りスキャルの特徴としてエントリーした瞬間からプラスになることが多く、
常に先手を取った状態でトレードすることが出来ることが挙げられます。

 

 

売られすぎや買われすぎのラインが壁となるので
ストップロスをシスティマティックに設定出来るというメリットもあります。

 

ボリンジャーバンドでは、バンドが±1σ以内に収まる確率が68.27%
±2σ以内に収まる確率が95.45%と言われています。

 

裏を返せばボリンジャーバンドの±2σの外側に出る確率はわずかに
4.55%しかないわけです。

 

 

恋スキャFXではボリンジャーバンドのこのような特性をうまく利用して
逆張りエントリーしているというわけです。

 

実際のトレードでは期間20のボリンジャーバンドを使用し、
+2σ(Upper Line)にタッチしたら売りでエントリー、
ボリンジャーバンドの-2σ(Lower Line)にタッチしたら買いでエントリーします。

 

上昇している時に売り、下降している時に買うのでまさに逆張りスキャルピングですね。

 

 

ターゲットはバンドのセンターライン(期間20の移動平均線)なので
大きな利益を狙うことは出来ません。

 

恋スキャFXのレンジ対応ロジックは欲張らずに確実に利益を狙いにいくという戦略です。

 

エントリーとイグジットのルールは非常にシンプルなので、
初心者にも再現性の高いエントリールールなのではないでしょうか。

 

 

しかし、ボリンジャーバンドの逆張りEAを作成して検証してみると
ひたすら右肩上がりで資産を減らしていきます。

 

ボリンジャーバンドの逆張りだけで勝てるほど世の中甘いわけではないようですね。

 

 

おそらく恋スキャFXでは単純にボリンジャーバンドの±2σで逆張りをするだけではなく、
エントリーをするかしないかを見極めるためのフィルターも備えているのでしょう。

 

サブウィンドウに表示されているRSIやMACD
その役割を担っているのは想像に難くありません。

 

RSIは相場の勢いを見るために有効ですし、
MACDはトレンドが発生しているのかいないのかの良き判断材料になります。

 

 

相場の勢いが強かったり、トレンドが発生していたりしたら
たとえ逆張りエントリーの要件を満たしていたとしても
エントリーを見送るようなルールを持っているはずです。

 

こうしたルールと欲張らない逆張りとの相乗効果
高い勝率を生み出しているのでしょう。

 

裁量に頼る部分が多いため恋スキャFXを手にしたからと言って
万人が同じ結果を出せるというわけではありませんが、
初心者がスキャルピングという手法を覚えるためのスターター教材としては
悪いものではないと思います。

 

 

FX-Jin氏(山口孝志)やクロスリテイリング株式会社に関しては
一部では否定的な意見や口コミがみうけられますが、
個人的にはそこまでいい加減な販売者ではないように思います。

 

FX-Jin氏やクロスリテイリング株式会社に対して否定的な方の大半は
フォワード実績を開示せずに勝てる勝てると謳っていたり
実際に勝てなかったという意見が多いようです。

 

確かに私も、リアルな実績を開示していない点は気になりますが、
極端に否定している一部の層の方々は
単純にFX-Jin氏の手法が合わずに結果が出せなかったのでしょう。

 

まぁ投資である以上100%は絶対にないので
確実に勝てるという過度な期待をする側にも問題はありますが、
ネガティブなイメージを払拭するためにもFX-Jin氏サイドも勝てる証拠を開示するなど、
売り方の改善が必要なのではないかと感じました。

 

 

とはいえ、恋スキャFXはスキャルピングの手法としては間違っていないので、
ボリンジャーバンド逆張りロジックをベースにフィルターの部分を試行錯誤することで、
自分なりのシステムを確立出来る可能性があります。

 

ただ単に情報商材を購入して満足するのではなく、
運用するなかで研究をと学習を繰り返し
手法を完全に自分のものにすることが勝利への近道になるのです。

 

 

これから「恋スキャFXビクトリーDX完全版」を購入しようと考えている方は
是非とも参考にしてみてください。

 

 

引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
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