自作EAを作成してMT4で自動売買しよう

 

MT4を使っていて自動売買しないなんてもったいない

 

FXをトレードするトレード用のプラットフォームには様々なものがありますが、
MT4ほどFXトレーダーたちに愛されているものを探すのは難しいかもしれません。

 

それほど多くの支持を受けているMT4ですが、
完全に使いこなしている人は意外と少ないのではないでしょうか。

 

テクニカル分析派の人にとってMT4の多彩なインディケーターの存在は
チャートを分析するための大きなアドバンテージになります。

 

複数のインディケーターを表示しても軽い動作を維持してくれるので
ストレスフリーでチャート分析に集中できるわけですね。

 

 

注文もチャート上で素早くできるのでエントリーのチャンスを見逃すことはありません。

 

スキャルピングのようにインディケーターを見ながら
瞬間的にエントリーしなくてはならない状況でも十分に対応することが出来るのです。

 

テクニカル分析を使ったシステムトレードで威力を発揮するMT4ですが、
実はMT4の真価はこれだけではありません。

 

MT4は自動売買プラットフォームという別の顔を持っているのです。

 

もしあなたがテクニカル分析を組み合わせた有効なロジックを持っているのならば、
自動売買にチャレンジしないことは時間と労力を無駄に浪費しているのと同じことです。

 

 

MT4での自動売買プログラム(以下EA)はインディケーターを扱うことが出来るので、
テクニカル分析を使ったシンプルなロジックならば
簡単にEA化することが出来てしまうのです。

 

市販のEAの中にも成績が優秀なものは数多くあるのですが、
そのロジックは最小限しか公開されていません。

 

使用しているインディケーターさえもわからずに
購入しなければならないものがほとんどです。

 

自分でロジックを組めない人はそれでも躊躇することなく購入しているようですが、
ロジックが組める人にとってはブラックボックスなEA
高いお金を払うことにためらいを覚えてしまう人も少なくないでしょう。

 

そんな人にこそお勧めなのがEAを自ら開発することなのです。

 

 

 

EAを自分でプログラミングするのは難しい

 

EAを自作するためにはいくつかの方法がありますが、
おおまかに分類すると以下の3つの方法に分けられるのではないかと思います。

 

 

1.MetaQuotes社が開発したプログラミング言語である
 MetaQuotesLanguage(MQL)を学習し、プログラミングする

 

2.プログラマーに発注する

 

3.EA作成ツールを使用する

 

 

一番目のMQL言語を使用してEAをプログラミングする方法は、
今までにプログラミングを経験したことがない人にとっては
かなりハードルが高い方法になります。

 

EAを作成するためだけにプログラミングを学習するのもいいのですが、
マスターするのに要する時間を考えるととてもじゃないが効率的とは言えません。

 

また、学習したからと言って
プログラミングをマスター出来る保証もないので徒労に終わる可能性すらあります。

 

 

あえて茨の道を突き進みたいあなたには
豊嶋久道氏が書いたMT4関連の書籍をお勧めしたいと思います。

 

豊島久道氏は慶應義塾大学理工学部大学院出身のバリバリの理系で
学生の頃には既にC言語のプログラミングをマスターしていたようです。

 

そのプログラミングの能力を活かして
実用系のソフトウエアを公開するほどのキャリアを持っています。

 

 

2003年にFXトレードをスタートさせると、その数年後にMT4と出会うことになります。

 

MT4黎明期から自動売買プログラミングを作成していた経験を活かした
初心者向けの入門書を数冊出版しています。

 

最新刊である「新MT4対応 FXメタトレーダープログラミング入門」
嬉しいことにアマゾンの読み放題サービス「kindle unlimited」に対応しています。

 

kindle unlimitedは月額980円という価格で、
対象となっている電子書籍が読み放題となるサービスです。

 

対象となっている書籍の中にはFX関連の本も数多くあるので
加入しておいて損はないサービスだと思います。

 

既に加入済みの人は無料で読めるわけなので、迷わずダウンロードしておきましょう。

 

プログラミングだけでなく、
EAのバックテストや最適化のことにも触れられているので
読んでおいて損はない一冊だと思います。

 

 

豊嶋久道氏のMT4本は比較的わかりやすいのですが、
MQLのベースとなっているC言語に対してある程度の知識がないと
途中で挫折する可能性が高いと思います。

 

レビューを見てもC言語未経験者では
理解することは難しいと書いている人がいるようなので、
事前にC言語の基礎知識だけでも仕入れておく必要があるのでしょう。

 

今までプログラミングに触れたことのない人が、
自分自身でプログラミングをすることがいかに難しいかが想像できますね。

 

一方、今までにC言語に触れたことのある人にとってはかなりハードルが低いので、
チャレンジする価値は十分にあるといってもいいでしょう。

 

 

 

面倒なことはプログラマーに頼んじゃおう

 

プログラミング未経験者の人は、
残念なことに自分自身でプログラミングをするという選択肢が消え去ってしまいました。

 

しかし、 プログラミングは必ず自分でしなければいけないというわけではありません。

 

自分でプログラミングができない人は、
プログラミングができる人にお願いしてしまえばいいのです。

 

 

プログラマーとしてはリスクのあるFXで、自己資金で自動売買するよりも、
プログラミングを受託したほうが確実にお金を手に入れることが出来ます。

 

委託者の仕様書に沿ってMQL言語のプログラミングをすればいいだけなので楽ちんです。

 

 

今まではこうしたプログラマーと出会う機会は限定されていたのですが、
最近ではマッチングサービスの発達により
プログラマーを探すことが簡単にできるようになりました。

 

利害関係の一致する両者の橋渡しをしてくれるのです。

 

マッチングサービスに登録してしまえば当事者同士での金銭のやり取りは発生しないし、
相手に個人情報が伝わることもありません。

 

今まではブログなどで個人的にプログラム作成サービスを受託していた人もいましたが、
これからはこうしたマッチングサービスが主流になっていくと思います。

 

受託者はレビューにより評価されるのでいい加減な仕事をするわけにはいきません。

 

しかしきちんと仕事をしていれば、
委託料は確実に入金されるし、仕事も増えていくという仕組みになっています。

 

 

価格も数万円程度とリーズナブルなので
自分でプログラミングをできない人にとっては
魅力的なサービスと言ってもいいでしょう。

 

デメリットとしてはEA1個につき委託料がかかってしまうので、
複数のEAを作成したい時には割高になってしまうことです。

 

またちょっとした手直しにも料金がかかってくるので
最終的にはかなりの金額になってしまうことがあります。

 

最初の一回で自分の思い通りのEAができればいいのですが
なかなかそうはいかないのが現実です。

 

 

 

EA作成ツールはビジュアルプログラミングの時代に

 

最後はEA作成ツールを使う方法ですね。

 

EA作成ツールは基本的にはインディケーターを組み合わせることで、
自動売買のルールを構築する仕組みになっています。

 

移動平均線やRSIなど
MT4に最初からインストールされているインディケーターだけでなく、
カスタムインディケーターを組み込めるツールもあるので
テクニカル分析派の人でも満足できるのではないかと思います。

 

 

嬉しいことに無料で使えるサービスもあるので、
EA作成ツールに興味のある人はこの機会に試してみることをお勧めします。

 

もちろん無料なので出来ることには限界があるのですが、
EAをどのような手順で作成するのかという
大まかなアウトラインを理解することが出来るはずです。

 

 

今年の前半までは「Expert Advisor Builder for MetaTrader 4」という
素晴らしい無料サービスがあったのですが、
現在はサーバーに接続することが出来なくなっているようです。

 

類似のサービスとして「EAクリエーター」という有料サービスがあるのですが、
機能制限のある無料プランがあるのでこちらを試してみるといいでしょう。

 

http://www.mars-fx.com/ea_creator/

 

 

上記のURLをクリックして一番下にある
「今すぐ利用する」をクリックするとすぐに使えるようになります。

 

エントリー条件やフィルター条件が一つしか設定できないので、
無料プランだけで求めているロジックのEAを作成することはまず不可能です。

 

しかし、ユーザーインターフェイス(UI)作成の流れを確認することが出来るので
無料プランに触れておくのは無駄なことではありません。

 

 

 

 

ここだけの話ですが、他の類似サービスもだいたい同じようなUIを採用しています。

 

EAクリエイターの機能に不満があれば他のサービスを物色しましょう。

 

人気があるのは「EAつくーる」、「MT4EAエディタ」などの国産ツールですね。

 

海外のEA作成ツールは国産よりも数年は先を進んでいて、
最近ではビジュアルプログラミングが主流になっているようです。

 

中にはドラッグアンドドロップでロジックを組み立てていくものもあるので、
作成画面を見比べると国産のUIが古臭く感じてしまいますね。

 

 

 

 

EA作成ツールの魅力は、
自分が納得するまで何回でも作り直すことが出来るという点です。

 

プログラマーに作成を委託した場合には、
EAを修正するたびに料金がかかってしまいますが、
EA作成ツールならこうした余分な費用は必要ありません。

 

 

しかし、無駄なコードが多いために
バックテストにすごく時間のかかるツールも中にはあります。

 

バックテストに時間がかかるということは
パソコンのCPUに負担をかけているのと同じことです。

 

実際にEAを稼働している時にレートが激しく動いた場合には、
最悪の場合CPUが熱暴走を起こして制御不能になる事態も起こりえます。

 

こうした最悪の事態を防ぐためにも
EA作成ツールが吐き出したmq4ファイルのサイズの大きさや、
バックテストにかかる時間などを考慮して危険と判断した場合には
そのEAは使用しない方が無難でしょう。

 

特に複雑なロジックのEAを作成した場合には要注意です。

 

 

 

自分にぴったりの方法を選べばEA作成は簡単!

 

上で説明した3つの方法を使えば、EAは簡単に作成することが出来ます。

 

C言語経験者は自分でプログラミングすればいいし、
プログラミングが出来ない人には、
マッチングサービスやEA作成ツールを活用するという方法があります。

 

ロジックの説明のないようなブラックボックスのEAを購入するくらいなら
自分で作ってやるという意気込みのある人にとっては
検討する価値は十分にあるでしょう。

 

 

MT4黎明期には不可能だった自作EAという道が身近になったことで、
多くのトレーダーが様々なロジックを考えることになります。

 

常識を覆すような新しいロジックが生まれる可能性も否定することはできません。

 

ワクワクする気持ちもありますが、反面恐ろしくもありますね。

 

 

大手のヘッジファンドが続々と人工知能(AI)を採用していく中、
個人トレーダーが古典的なテクニカル分析を使ったEAでどのように対峙していくのか、
興味深い戦いになりそうです。

 

 

引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
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