日本人が開発した画期的テクニカル指標「一目均衡表」

 

純国産のテクニカル指標、一目均衡表とは

 

一目均衡表は、都新聞の商況部位長として活躍した細田悟一氏が、
1936年に一目山人というペンネームで発表した
トレンドフォロー系のテクニカル指標です。

 

細田悟一 – Wikipedia

 

 

海外のトレーダーからも「Ichimoku」として親しまれ、「ローソク足チャート」とともに
純国産のテクニカル指標として世界中で利用されています。

 

他のインジケーターと比べ、比較的多くの要素から構成されていることもあり、
複雑であり、尚且つ非常に奥が深いテクニカル指標とされており、
熟知している投資家は数名しかいないとも言われています。

 

一目均衡表は、

 

相場は「売り手」と「買い手」の「均衡(パワーバランス)」が崩れた方向へ動き、
方向性が確立した後、相場の行方というものは「一目瞭然」である

 

という考え方に基づいています。

 

 

その上で、一目均衡表は、5つの線で構成されています。

 

 

 

 

・基準線(黄)
過去26日間の最高値と最安値の中心値を結んだ線で、中期的な相場の方向性を示します。

 

・転換線(青)
過去9日間の最高値と最安値の中心値を結んだ線で、短期的な相場の方向性を示します。

 

・先行スパンA(緑)
基準線と転換線の中心を、26日間先に先行させて表示します。
基準線は過去26日間の中心、転換線は過去9日間の中心で、
先行スパンAはそれぞれの中心となります。

 

・先行スパンB(赤)
過去52日間の最高値と最安値の中心を、26日先の先行させて表示します。
先行スパンAと先行スパンBに囲まれた部分を「雲」と呼びます。

 

・遅行スパン(紫)
当日の終値を26日に表示します。
「前日比」は当日と前日の終値を比較したものになりますが、
「遅行線」は当日と26日前の価格を比較していることになります。

 

 

このように一目均衡表は、現在と未来と過去で、
時間軸をずらした見方
が出来るのが特徴です。

 

 

 

一目均衡表の捉え方、基本的な使い方

 

5つの線から構成されているテクニカル指標として、
それぞれの捉え方、基本的な使い方を解説いたします。

 

 

基準線と転換線のクロス

 

一目均衡表の転換線と基準線は、中心値にはなりますが、
移動平均線と同じような役割となっていると捉えることが出来ます。

 

従って、活用方法も同様に、
転換線が基準線をクロスするタイミングを売り買いのサインと捉えることが可能です。

 

 

先行スパンの捉え方

 

2本の先行スパンで囲まれた範囲を「雲」と言います。

 

この雲は、抵抗帯として認識され、厚みがあるほど強い抵抗と判断できます。

 

相場よりも上に雲がある時は、上値抵抗のある下降相場、
相場よりも下に雲がある時は、下値支持のある上昇相場と考えます。

 

また、雲がねじれてクロスしたところを「先行スパンの変化日」となり、
相場の転換の目安になると言われています。

 

先行スパンは未来に表示されているので、
実際の相場がクロスに近づいてきたところで注意が必要になります。

 

 

遅行スパンの捉え方

 

遅行スパンは、当日の終値を26日前に表示させただけの単純なものになりますが、
考案者の一目山人は最も重要な線であると言っており、
相場の大きな転換を示すとされています。

 

遅行スパンが26日前の相場を上抜いた時を、上昇転換、
遅行スパンが26日前の相場を下抜いた時を、下降転換と考えます。

 

 

 

一目均衡表を活用した最もポピュラーなトレード手法「三役好転」

 

一目均衡表を活用したトレード手法で最もポピュラーなトレード手法に、
三役好転と呼ばれるトレード手法があります。

 

・転換線>基準線
・現在の相場>雲
・遅行スパン>26日前の相場

 

三役好転は、上記、3つの条件が重なったタイミングが買いサインとなります。

 

売りのタイミングはすべてが逆の状態で、三役暗転や、三役逆転とも言います。

 

 

【↑画像クリックで拡大できます】

 

 

決済は、この条件が一つでも崩れた時点。

 

ただ、一目均衡表は5つの線から構成されているため、
他にも決済ルールは様々なパターンが考えられます。

 

・ローソク足が雲に突入したら決済
・遅行スパンがローソク足に接触したら決済
・遅行スパンが雲に突入したら決済…etc

 

 

また、トレンドフォローで最も王道的な決済ポイントとしては、
直近高値、安値で決済となっています。

 

 

 

現在は一目山人の「三代目」が一目均衡表の使い方を公開している

 

未来と過去へと時間軸をずらした観点を持つ一目均衡表ですが、
その分、他のインジケータと比べ、比較的複雑なものとなっています。

 

その複雑さが故、今でも正しい使い方を巡っては様々な議論があったり、
開発者の一目山人の三代目と言う人が、いまだに一目均衡表を研究をされていたりと、
世界的にも注目されている指標になっています。

 

 

ちなみに、一目山人の三代目は、細田悟一氏の孫にあたる細田哲生氏という人物。

 

所謂、“正統な継承者”というわけです。

 

細田哲生氏はサロン、勉強会、講座、塾などを定期的に開催しており
一目山人直系の子孫による、一目均衡表を正しく理解し、
基礎から応用的なトレードまで使いこなすためのプログラムを提供しています。

 

 

 

各サービスについては、細田哲生氏が代表取締役を務める
「株式会社経済変動総研」の公式HPより申込が可能となっています。

 

一目均衡表公式ホームページ|株式会社 経済変動総研

 

 

また、GogoJungle(ゴゴジャン)経由でも
サロンや各オファーなども手掛けているようです。

 

一目均衡表の本質とその活用 – GogoJungle

 

 

 

細田哲生氏自身、いかにもな商材販売者的マーケティングを
行っていない方のようなので、
ネット上などであまり情報が出てこないことに加えて、
個人投資家としての実力なども未知数な部分はありますが、

 

一目山人の正統な継承者という点を考えれば
一目均衡表を極めたいという人にとっては、
一度はチェックしておきたい人物だと言えるでしょう。

 

 

私の周りでも、一目均衡表を活用しているトレーダが多いですし、
彼らの場合、比較的リスクリワードの高いトレードとなっているようです。

 

つまり、小さく負けて、大きく取るといった形です。

 

 

しかしその分、どうしても勝率が低いものになってしまうのが難点。

 

如何にダマしを避けるかが課題になっているというわけですね。

 

 

今回紹介した活用法以外にも、一目均衡表を使用したストラテジーは
他にも様々考えられます
ので、この記事で解説した捉え方などを応用して
自身のトレードに取り入れる際の参考にして頂ければと思います。

 

 

引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
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