FXトレード研究会 FTKによるトレード報告(1月27日~4月15日)
ドル円のハイレバ売りポジションで爆益
1月27日に1,000,000円でトレードを開始した口座ですが、
4月15現在で有効証拠金ベースで2,293,043円になっています。
こちらはキャプチャーで見ていただけるようにデモ口座ではなく実際の運用口座です。
前回記事から更新が遅れてしまいましたが、
当ブログサイトの読者様よりリクエストをいただきましたので
急遽、取り上げることにしました。
参考までに前回取り上げたトレード報告の記事も合わせてご確認ください。
それでは、直近のトレードを振り返ってみることにします。
◆2月15日~2月末のトレード
2月15日~2月末までは方向感の無い展開となっています。
上値は重く下値は堅い状態でボックス相場です。
この間材料としては2月下旬にかけてイギリスのユーロ離脱(Brexit)観測から
ポンドが売られリスクオフの動きがありました。
図1:ポンドドルチャート
このリスクオフの流れの中でドル円も下落して一時111円台前半に入っていますが、
その後ポンドよりも早く切り返しておりトレンドは発生していません。
図2:ドル円チャート
トレンドフォローでエントリーしましたが結局下値を抜けず
収益を上げることができない状況となってしまいました。
◆3月1日~3月31日のトレード
図3:ドル円チャート
この間NYダウは為替相場や日経平均株価とは異なり上昇局面に入っています。
図4:NYダウチャート
リスクオフ・リスクオンの判断がわかりにくい困難な相場局面となりました。
イベントでいうと3月10日にはECBがレフィ金利を0.05%から0%へ、
デポジット金利を-0.3%からー0.4%へ、
貸出金利を+0.3%から+0.25%へと下げたことに加え
QEを200億ユーロ拡大し800億ユーロとしました。
高格付け社債も購入対象にしたことでサプライズはありましたが、
いったんユーロが急落しましたが効果も長続きせず
金融緩和が為替市場に与える影響が限定的になっています。
材料のわりにトレンドは出ずレンジ相場が継続となりました。
また3月16日には米国FOMCがあり市場予想以上にFRBの金利予想が下がりました。
利上げ回数が減ると判断されたことから、
教科書通りドルが全面安となりドル円もだれましたがレンジ内で留まっています。
新債券王のジェフリー・ガンドロックなどの債券トレーダーは
米国金利の上昇はないとみています。
債券利回りが大きく上昇する可能性は低いでしょうから
ドル円の上値余地も限られそうです。
想定していたレンジ内での値動きだったものの
重要イベントでもトレンドが出なかったことから損切りが続きました。
◆4月1日~4月15日のトレード
3月中は株価下支えの動きもありましたが、
4月に入りドル円に比べて割高に推移していた日経平均が大幅下落。
これにより株価主導でリスクオフの展開となり円高が進みました。
さらに節目である110円を割込んだこことから
ストップロスを誘発し新規の売りも巻き込み107円台まで急落となりました。
図5:ドル円チャート
この動きの中でレンジ下限からロスカットを狭目に考え
ハイレバで売りエントリーしたことから
レンジ相場での損失を取返しトータルで小幅な利益を出すことができました。
今後の流れ(FXトレード研究会 FTKの展望)
ドル円は節目である110円を割れてきました。
これまで114,5円が強い上値抵抗帯となっていることから
戻り局面での売り圧力は強いものと思われます。
米国株が年初来高値を付けてきており株価上昇・リスクオンの展開が続いていますが、
空売りの買戻しが一巡すればさらなる上値追いは難しいと考えます。
リスクオンがこれ以上進まないのであれば
ドル円も一時的に110円の節目を超えても114円を試して上昇する可能性は低いでしょう。
基本的には110円をバックに109円台を戻り売り、
110.50を超えたらいったんロスカットの方針です。
豪ドル円に関しては年初からの中国ショックと
原油価格の下落で値を崩す場面もありましたが
原油価格の安定と中国株の落ち着きで戻しています。
米国の利上げペースが鈍化し各国が緩和的な金融政策をとっている中で
高金利の豪ドルは買われやすいでしょう。
従って大きめの押し目での買方針で考えています。
以上になります。
次回もトレード実績をアップデートした形でご紹介させていただきます。
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