MQL5.communityにはEAやインディケーターの情報が溢れている

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数多く存在しているMT4、MT5のコミュニティサイト

 

MT4、MT5などのトレーディングツールは
MetaQuotes Software Corp社が開発しています。

 

この2つのソフトウェアのシェアは非常に大きく非公式で運営されている
フォーラムなどのコミュニティサイトは数多く存在しています。

 

これらのコミュニティサイトはMT3からMT4へ移行するあたりから
徐々に誕生しはじめました。

 

 

当初はトレード手法に関する話題が主流だったのですが、
徐々にオリジナルのインディケーターやEAを投稿するユーザーも増えていきました。

 

その中でもForexTSDFOREX FACTORYの二つのサイトはユーザー数、
情報量ともに多いのでアップロードされたファイルの充実度も高くなっています。

 

 

 

老舗のMT4フォーラムとして人気の高い「ForexTSD」

 

数あるMT4関連のコミュニティサイトの中でも特に有名なのが
ForexTSDというフォーラムサイトです。

 

https://www.forex-tsd.com(ForexTSD)

 

 

フォーラムのユーザーがMT4を使ったトレード手法を公開していたり、
ユーザー自身が開発したインディケーターやEAなどのファイルを
アップロードしたりしています。

 

アップロードされたファイルは無料でダウンロード出来るので
システムトレーダーにとっては非常に頼りになるサイトです。

 

 

このサイトは複数の掲示板が集まったフォーラム形式になっているので、
公開されたトレード手法に対しユーザー同士で活発に意見交換されているのが特徴です。

 

有効なトレード手法の場合だと
数年にわたって書き込まれていることも珍しくありません。

 

 

もしあなたがフリーのインディケーターやEAに興味を持っているのなら
「Debates & Discussions」というディレクトリを覗いてみることをお勧めします。

 

このディレクトリではインディケーターやEAに関する議論が行われています。

 

 

コーディングなどに関する難しい話題も多く、
MT4のプログラミング言語であるMQL4を学ぼうとしている人には
とても参考になる情報源だと思います。

 

またプログラミングの出来ないユーザーのリクエストに応えてインディケーターや
EAのソースコード(mq4ファイル)をアップロードしてくれている開発者もいます。

 

無料でファイルをダウンロードすることが出来るので
ノンプログラマーな人はもちろんのこと、
MQL4のプログラムを学習したい人にとっても
かなり魅力の溢れているフォーラムといってもいいでしょう。

 

 

 

総合力に優れたFX系コミュニティサイト「FOREX FACTORY」

 

一方のFOREX FACTORYも負けてはいません。

 

FOREX FACTORYの魅力はなんといっても総合力の高さにあるといってもいいでしょう。

 

http://www.forexfactory.com(FOREX FACTORY)

 

 

フォーラムはもちろんのことニュース、経済指標カレンダー、FXチャートなど
情報量も多く、ポータルサイト的な要素を持ったサイト作りがなされています。

 

フォーラムにおけるMT4関連の話題は
「Trading Systems」というカテゴリに集約されているようです。

 

 

こちらのカテゴリではトレーディングの手法やインディケーター、
EAの話題まで様々な議論が行われています。

 

ForexTSD同様にアップロードされたファイルは無料でダウンロードできます。

 

 

 

MetaQuotes Software Corp社の公式のコミュニティ「MQL5.community」

 

MetaQuotes Software Corp社が関わっていない
非公式のコミュニティを二つ紹介してきました。

 

どちらのサイトも情報の質と量において満足できるサイトなのですが、
MetaQuotes Software Corp社公式のコミュニティサイトである
「MQL5.community」の存在を知ってしまうと
少し霞んで見えてしまうかもしれません。

 

https://www.mql5.com/ja(日本語サイト)

 

 

MQL5.communityはコミュニティの訪問者がMT4とMT5について
自由に意見交換し交流を持つ場として提供されています。

 

MetaQuotes Language 4 (MQL4)と
MetaQuotes Language 5 (MQL5)のプログラミング、
取引、自動売買プログラム、ロジック
の検証などについて
高いレベルで討論しているのですが、
けっして上級者だけを対象としているわけではなく
初心者にとっても参加しやすいサイト作りになっています。

 

 

サイトメンバーは初心者の質問に対しても丁寧に回答してくれるので、
初心者は特に積極的にコミュニケーションを取ることが重要になってくると思います。

 

MQL5.community英語、ロシア語、中国語、スペイン語、
ドイツ語、日本語、ポルトガル語
6か国語に対応しています。

 

各言語によって情報が違っており、英語とロシア語のサイトが充実しています。

 

 

残念ながら日本語対応のページの情報量は少なく、
フォーラムも活発に活動しているわけではありません。

 

よりコアな情報を求めている場合は
英語版やロシア版を閲覧する必要があるかもしれません。

 

https://www.mql5.com/en/forum(英語版のフォーラム)

 

https://www.mql5.com/ru/forum(ロシア語版のフォーラム)

 

 

 

フォーラムだけではないMQL5.communityの魅力

 

MQL5.communityにある巨大なフォーラムはMT4やMT5に関する情報の宝庫であり、
私たちのトレードの良きパートナーでもあります。

 

常に最新の情報を入手することが出来る上にわからないことがあれば
質問をすることも出来ます。

 

 

しかし、MQL5.communityの魅力はフォーラムだけではありません。

 

フォーラムの他にもウェブターミナル、ドキュメント、コードベース、記事、ブログ、
フリーランス、マーケット、シグナル、VPS
といった
10個のコンテンツを有している充実したサイトなのです。

 

 

これらのコンテンツの中には有料コンテンツ無料コンテンツがあります。

 

前述したフォーラムについてはユーザーアカウントを取得すれば
無料で使用することが可能です。

 

 

他にもウェブターミナル、ドキュメント、コードベース、記事、ブログ
無料で利用することが出来ます。

 

有料なのはフリーランス、マーケット、シグナル、VPSなどのサービスです。

 

これらのサービスは低価格から提供されているので
他社の有料サービスに比べると低コストで導入することが出来るのが強みです。

 

 

 

コードベースは宝の山?

 

数あるコンテンツの中でもMT4を愛用しているシステムトレーダーにとって
一番気になるのが「コードベース」ではないでしょうか?

 

コードベースとはMQL4とMQL5のソースコードライブラリのことで
様々なソースコードがアップロードされています。

 

 

コードベースは「コードベースタブ」をクリックすると表示されます。

 

左側サイドバーに以下のメニューがあることに気付いたかと思います。

 

MT5、MT4それぞれのプラットフォーム用のEA、インディケーター、
スクリプト、ライブラリ
を選択できるようになっています。

 

 

・MetaTrader 5(MQL5)

エキスパート
インディケーター
スクリプト
ライブラリ

 

 

・MetaTrader 4(MQL4)

エキスパート
インディケーター
スクリプト
ライブラリ

 

 

MT4のインディケーターを探している時は
「MetaTrader 4→インディケーター」をクリックしてみましょう。

 

そこにはおよそ2000個にも及ぶ膨大な数のインディケーターがあります。

 

インディケーター名をクリックするとインディケーターの詳細を見ることが出来ます。

 

 

例えば1ページ目にある「MultiTimeFrame Indicator」をクリックしてみましょう。

 

作者の名前、ビュー、レーティング、ダウンロードするための各種リンク、
インディケーターの説明
が表示されます。

 

 

このインディケーターが気に入ってダウンロードしたいと感じたなら
ファイル名である「multitimeframe.mq4」をクリックしましょう。

 

即座にダウンロードが開始されます。

 

 

ダウンロードしたファイルをお使いのMT4の「Indicators」フォルダにコピーし、
MT4を再起動するだけですぐに使うことが出来ます。

 

EAも同様の方法でインストールすることが出来ます。

 

なかにはバックテスト結果を掲載している場合もあるのですが、
ほとんどの場合、EAの詳細とパラメータの説明ついて触れている程度です。

 

気になるEAがあったらとりあえずダウンロードして自ら検証してみましょう。

 

 

バックテスト結果にがっかりさせられるEAがほとんどなのですが、
中にはダイヤモンドの原石かと思えるほど素性のいいEAに出会えることもあります。

 

バックテスト結果が悪くても
ソースコードを見直すことで化けるEAもあるかもしれません。

 

使いようによってはまさに宝の山になるかもしれないのがコードベースなのです。

 

 

 

マーケットでは有料のEAやインディケーターを配布

 

コードベースではEAやインディケーターを無料でダウンロードできるのですが、
より高いパフォーマンスを求める人のために「マーケット」が用意されています。

 

残念ながらマーケットで販売されているEAは
フォワードテストが公開されているわけではありません。

 

購入するかしないかは
公開されているEAの概要、レビューなどから判断する必要があります。

 

 

しかし、これだけでは判断材料としては心許ないので
マーケットでは「無料のデモ」を用意しています。

 

提供されているEAをターミナルに直接ダウンロードし、
ストラテジーテスターを使って徹底的に検証することができるのです。

 

フォワードテストが公開されているEAよりは説得力に欠けるかもしれませんが、
疑似的なフォワードテストを行うことも出来ることを考慮すると
さほどの弱点ではないかもしれません。

 

むしろ購入前に実際に自分で様々な視点から
検証できるメリットの方が大きいと考える人もいるかもしれませんね。

 

 

マーケットで販売されているEAは購入することはもちろんのこと
レンタルをすることも可能です。

 

購入よりも割高になってしまいますが、
EAのライブトレーディングでの挙動を確認してから
購入したいと思っている人にはいい選択肢だと思います。

 

 

 

プログラムの勉強にはコードベースがお勧め

 

EAのプログラムを勉強中でサンプルとなる
ソースコードを見てみたいと思っている人にとっては
コードベースの多数のEAが参考になることでしょう。

 

トレイリングストップのコードに迷った時などに覗いてみると
すぐに悩みは解消するはずです。

 

初心者にとっては完成したEAを改良するだけでも
MQLに対する理解を深めることが出来ます。

 

コードベースはユーザー登録をしなくても無料で利用できるのが嬉しいですね。

 

 

ご興味のある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

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