プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)【検証と管理人評価】
商材概要
商材タイトル:プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)
販売元:グローバル・ロイズ株式会社、松山裕典、コウスケ
注目のグローバル・ロイズ社新作サインツール
FX情報商材販売業者の中でもトップクラスのシェアを誇る
グローバル・ロイズ株式会社より、新作のサインツールが発表されました。
ここ数日の間、販売ASPであるインフォトップの
売れ筋商材ランキング上位へランクインしていますし
早くも多くの購入者が出ていることが伺い知れますね。
グローバル・ロイズ株式会社と言えばドラゴン・ストラテジーFXや
ブラックAIストラテジーFX、モンスター・トレンドゾーンFXなど
数々のヒットツールをリリースしてきています。
FX情報商材販売業者としてのこれまでの実績や人気から考えても
今作のプロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)が
注目を集めるのも当然の結果かと思います。
ちなみに、グローバル・ロイズ株式会社の上記商材はいずれも
FXプログラマーユースケ氏とトレーダーヒデのタッグによる
ツール開発と検証を行ってきていましたが、
今回のプロトリFXは若干趣向を変え、元ヴィジュアル系バンドマンという
異色の経歴を持つ現役トレーダーコウスケ氏がツール開発者となっています。
日本認定テクニカルアナリストの資格を持ち、
チャート分析に関するセミナー講演を開催するなど勢力的に活動
世界トレードコンテスト「ロビンスカップ」にて日本第3位を獲得
その実績を認められ、
大手証券会社「マネックス証券」「スイス銀行グループ デューカスコピージャパン」
「外為ファイネスト」より
タイアップやコラボ企画のオファーを受ける。
その他、全国誌「FX攻略.com」でも執筆中。
FXを始める前は人気ビジュアル系バンドのメンバーとして、音楽活動をしていたが、
次第に経済的な不安が募っていき、
いつしか音楽が嫌いになりはじめ辞めたいと思うようになってしまった。
そこでFXに出会って失敗と学習を繰り返し、
やっとの思いでインジケーターの開発に成功。
おかげで収入面の不安がなくなり、
時間に追われることも制作費を気にすることもなく、
好きなだけ機材を導入して音楽活動に専念できるようになった。
昔の自分のように、経済的不安によって好きなこと(もの)を奪われていたり、
夢を諦めてしまっている人たちを1人でも多く救ってあげたいという思いから、
このツールを世に出すことを決意した。
コウスケ氏は「Moran(モラン)」というヴィジュアル系バンドで
ギタリストをされていたようで、バンド活動のかたわらで投資活動を続けており
バンドの解散を期に本格的にトレーダーとして方向転換したようです。
現在は自身の資産運用の他、大手証券会社からのタイアップオファーや
「FX攻略.com」でコラム執筆やラジオNIKKEIでトレード解説、
各地でセミナー講演もおこなっているとのこと。
さらに、日本認定テクニカルアナリストの資格を持ち、
世界トレードコンテスト「ロビンスカップ」にて
日本第3位を獲得しているという経歴からも
確かな実力のあるトレーダーさんであることが分かります。
ちなみにこのロビンスカップですが、
世界大会の正式名称は「Robbins World Cup Trading Championships(WTC)」、
日本国内のみで行われた大会は
「Robbins World Trading Championship(同じくWTC)」。
コウスケ氏が3位を獲得したのは、世界大会ではなく日本国内で
開催されたトレードコンテストですが、それでもリアルトレードのみで
競われるコンテストですから国内だけでも
これだけの結果を叩き出していることは素直に評価できますね。
さらに余談ではありますが、
コウスケ氏が自身のツールを販売するのは今回が初めてではありません。
以前までは「Oval Prime K.T」というトレーダー名で活動しており、
その時分に「REDZONE」「Diva Perfect Order」「JBB2018」といったツールを
単独で販売してきたという経緯があります。
いずれのツールも比較的評判が良く、当時からファンも多かったようですが
今回のプロトリFXの販売に伴って「コウスケ」という名前に改名したようです。
彼の経歴の話題だけで、結構なボリュームとなってしまいましたが、
肝心のプロトリFXのツールにどれだけの優位性があるのか
さっそく解説に入っていきたいと思います。
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)のチャート解説
こちらがプロトリFXのチャートになります。
グローバル・ロイズ株式会社らしくカラフルなチャートで
メインウィンドウには各サインと、数値の設定を変えた
複数のボリンジャーバンド(Pro_Tri_Bands)が表示されています。
また、チャート下部のサブウィンドウには
相場の方向性と強さを示す帯状のテクニカル(トレンドバー)と
カスタムRCI(Pro_Tri_RCI)が表示されています。
ボリンジャーバンド(Pro_Tri_Bands)、帯状のテクニカル(トレンドバー)、
カスタムRCI(Pro_Tri_RCI)などで環境認識を行い、
チャート上に表示されるサインに従ってエントリー~決済するのが
ポリプロFXの基本的なトレードルールです。
執行時間足5分足のデイトレで、
上位足によるマルチタイムで俯瞰的にトレンド方向を把握する工夫もなされており
大まかなロジックは上位足に同調し執行時間足の押し目・戻りを狙う
トレンドフォローとなっています。
とは言え、執行時間足のエントリーポイントは
一般的な押し目買い・戻り売りよりも早い段階で仕掛けており
トレンド発生後の調整で仕掛ける逆張り的なポイントでエントリーしていきます。
これによりトレンドの初動に、より近いポイントを狙うことができるわけですね。
また、推奨通貨ペアはドル円、ユーロ円、ポンド円のクロス円です。
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX) 概要
・執行時間足:5分足のデイトレ
・推奨通貨ペア:ドル円、ユーロ円、ポンド円(クロス円)
・マルチタイム分析によるトレンドフォロー(押し目買い・戻り売り)
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)の3つのモード
プロトリFXにはユーザーのスキルレベルに合わせて
3種類のトレードモードを選択することが可能となっています。
ビギナーモード
・サインに従ってエントリー、決済を行うだけの
最も単純な初心者向けモード
追撃ブーストモード
・エントリー後にピラミッティングを行ない
より多くの利益を狙う中級者向けモード
※上記のサインが増し玉ポイントのサインとなっており
このサインが表示されたところで増し玉エントリーを行う
エキスパートモード
・ボリンジャーバンド、トレンドバー、カスタムRCIによる
裁量判断を加えた上級者向けモード
慣れないうちはビギナーモードから運用を開始するのが良いかと思いますが、
ピラミッティングや環境認識による裁量を加えることで
トレードの精度や資産運用率を高めることが可能となっています。
さらに、決済サインはトレンドの強さに合わせた
「小」「中」「大」の3種類のサインがあり
より大きなサインで決済することで、利益の最大化を狙う工夫もなされています。
期待値は高いが残念ながらロジックは非公開
プロトリFXはマルチタイムの環境認識により、
トレンドを明確に判断し、トレンドの初動から終わりまで
ごっそりと利益を獲得するためのアイデアがしっかりと組み込まれています。
ベースとなるトレンドフォローロジックも普遍的であり、王道的。
安心して資産を任せることができる
ストラテジーに仕上がっていると言えるでしょう。
しかし、個人的に残念なのはプロトリFXは
全てのロジックを明かしていないという点です。
ロジックが非公開ということは、いくらプロトリFXでトレードしても
コウスケ氏の手法の本質を学び理解することはできません。
テクニカルよりサインの取捨選択や、
この手法が得意とする相場かどうかを見極めることはできても
このツールの根底にあるロジックを理解した上でトレードできない以上
ユーザー自身の裁量スキル向上は望めません。
ですから、コウスケ氏の裁量技術を学びたいという方には
物足りないツールと言えるでしょう。
さらに言えば、ロジックが公開されていない以上
どこまで行っても頼みの綱となるのは「ツールだけ」です。
トレンドフォローですからトレンド時には簡単にかてるでしょう。
しかし、プロトリFXが苦手とするレンジ相場は相場の大半を占めます。
プロトリFXが苦手とする場面で、損切りが続いたとしても
ツールを信じてトレードしていくことが求められるわけです。
これに耐えられるメンタルがないユーザーは、
一時的に損切りが続き含み損が膨らんでくれば
ルールに乗っ取ったトレードができなくなり、
「負ける場面で負けるべくして負け
勝てる場面で勝つことができない」
という悪循環に陥る可能性は否定できません。
とはいえ、プロトリFXのツールには高い完成度を感じますし
ピラミッティングサインや、エキスパートモードなどによる
トレンドの終わりまで余すことなく利益を刈り取る機能など
トレード精度を高めるための細やかな気配りが
数多く搭載されているユーザービリティに富んだツールと言えます。
個人的にはロジック非公開のサインツールは嫌煙してしまいますが、
それを容認でき、プロトリFXのメリット・デメリットを含めて
資産を任せる覚悟がある方は手にしてみても良いのかなと思いますね。
引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
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