グランド・マスターピースFX【検証と管理人評価】
商材概要
商材タイトル:グランド・マスターピースFX
販売元:株式会社WorksAgency、山口孝志、Dan Inoue
混乱の時代には必ず大逆転のドラマが生まれる!「GRAND MASTERPIECE FX(グランド・マスターピースFX)」
こんにちは。FTK管理人の藤田です。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
株式会社WorksAgencyより
「混乱の時代には必ず大逆転のドラマが生まれる」と謳う
「GRAND MASTERPIECE FX(グランド・マスターピースFX)」が
公開されております。
2022年の世界的なコロナ蔓延や
ロシアのウクライナ侵攻に伴う
物価高騰の煽りを受け、
現在の相場状況は大きく変化しています。
事実、1ドル100円前後で推移していたものが
現在では1ドル150円前後となっており
ドルの価値が約1.5倍に膨れ上がっています。
こうした状況の中で
既存の手法やロジックを使い続けたとしても、
これまでみたいに勝ちづらくなっているのも納得です。
そのような相場であっても
常に利益を叩き出すロジックを提唱するのが
今回のオファーの概要になっているわけです。
なお、グランド・マスターピースFXでは
Dan.Inoue氏という謎のトレーダーが
講師として起用されているようです。
彼は現在のボラティリティの変化を
7年も前から予見しており、
現在の相場を読み解く完全自動EAを確立した
唯一無二の存在であるとのこと。
このような表現を用いることで
過度な期待を抱く方も少なくないでしょうが、
今回のオファーはEAを購入させるのが
目的であることは明白です。
巷には数多くのEAが出回っており
それなりにパフォーマンスの良いものも
一定数存在します。
多種多様なEAが存在する中で
Dan.Inoue氏が確立した完全自動EAが
どれほどの期待値を秘めているか
個人的にも気になるところです。
とはいえ、
クロスリテイリング株式会社絡みのオファーでは
これまでにも誇張した表現ばかりが目立ち
結果が伴わないというケースが多いため、
今回もランディングページの表現をを鵜呑みにしないよう
くれぐれもご注意ください。
Dan.Inoueがインドネシアに移住した理由とは
まずは、今回のオファーで教鞭を取る
Dan.Inoue氏について検証していきましょう。
ランディングページには山口孝志氏や
木村大輔氏、そしてDan.Inoue氏との
対談映像が収録されております。
どうやらDan.Inoue氏は
日本の投資環境に嫌気が差して
インドネシアへの移住を決めたとのこと。
数多く存在する販売業者の大半が
バックテストで無理やり良い数字を作り
詐欺紛いの販売を繰り返しているという現実・・・
情報リテラシーや金融リテラシーに疎い
情報弱者を食い物にするオファーが多く
こうした悪質なケースに遭遇して
資金を溶かしてしまった方も
決して少なくないでしょう。
しかしながら、
カーブフィッティングにより
高性能なEAであるかのように見せる行為は
クロスリテイリング株式会社のオファーでは
もはやお馴染みとなっています。
にも関わらず、同社とタッグを組んでまで
EAのオファーを公開していること自体が
不自然極まりないです。
実際、クロスリテイリング株式会社や
グループ企業に対し集団訴訟を起こす購入者も
一定数存在しているわけですから、
同社の世間的な評判の悪さは
多くの方に知られているはず。
こうした前提があるのに
この手のオファーを公開するわけですから、
Dan.Inoue氏もクロスグループの関係者という
可能性も否定できない状況です。
動画内でもモザイク処理を施して
素顔を一切公開していませんしね。
そう考えると、
Dan.Inoue氏が国外へ移住した理由は
ただ単に、視聴者の興味を惹くためではないかと。
正直、こうした対談からは
得られるものは何もありませんので
Dan.Inoue氏の考えに賛同するというより
エンタメ感覚で見るぐらいが丁度いいでしょうね。
黄金の3フォーミュラとは?
Dan.Inoue氏の考案した
3つのフォーミュラがどのようなものか
これから検証してみたいと思います。
ランディングページには
「これからの相場で莫大な富を生み出す錬金術」
という前提のもと
・新しいルールでトレンドを読み解く
・反発ポイントを正確に見抜く
・利益最大化のExit戦略
これら3つのポイントを総じて
「黄金の3フォーミュラ」
と名付けているようです。
トレンドを読み解くための新ルールは
短期、 中期、長期の3つの視点で
確実にトレンドを読み解き、
ボラティリティの拡大も見ていくというもので
至って王道の考え方になります。
Dan.Inoue氏曰く、
既存のマルチタイムフレーム分析は
古い考え方であり、上記のルールでないと
これからの相場で勝つことは難しいとのこと。
その上で、エンベロープを用いて
トレンドの見極め方を教えてもらえるとのことで
それなりに興味深い内容ではあります。
押し目買い・戻り売りについては
・上昇トレンドの中の反発ポイント
・下落トレンドの中の反発ポイント
を意識することで大きな利益獲得を目指すというもの。
利益最大化のExit戦略については
トレーリングストップを有効活用することで
利益を確保しながら利を伸ばすということで、
いずれも既存の考え方がベースになっております。
これらを全てEAが自動で行い
堅実的に利益を生み出していくという
初心者にとって興味深い内容になっていますが、
今回もエビデンスと呼べる実績はどこにもなく
机上の空論と言わざるを得ない状況です。
どれだけ理論を展開したところで、
証明できるエビデンスが存在しなければ
説得力は皆無に等しくなります。
ちなみに、こちらのオファーでは
単に自動スキャルEAを使うだけでなく
応用版の裁量ロジックも学べるとのこと。
この部分だけにフォーカスすると
先述した3つのトレード戦略を
裁量で実践できる可能性もあるため、
それはそれで評価ポイントですね。
ただ、あくまでも
先述したロジックがベースとなりますので
特段目新しいものはなく、
過度な期待を抱くのは禁物でしょう。
これらを踏まえた上で
グランド・マスターピースEXには
税込327,800円の価格が設定されております。
相変わらず高額ですね・・・
ロジックそのものはシンプルで
王道と言っても差し支えないはずなので
それはそれで良いとして、
やはり詳細なエビデンスがないというのは
どう考えてもマイナスポイントです。
これがバックテストのみならず
フォワードテストも開示されていれば
それなりに評価できる内容なだけに、
残念であると言わざるを得ません。
ちなみに、
最大24回の分割決済が可能とのことですが
仮に今回のオファーに参加して
EAやロジックが使いものにならなかったとしても
2年間は支払いが継続することになります。
全く利益を生み出さないものに
多額の資金を投じることは
自ら捨てているのと同じですので、
慎重に検討すべき事案ではないでしょうか。
また、特典と謳い
数多くのコンテンツが用意されており
それはそれで魅力に感じるかも知れません。
しかしながら、
クロスリテイリング株式会社および
グループ企業のオファーでは
特典内容が毎回似通っており
目新しさは全く感じられません。
そもそも
ランディングページの構成がほぼ同じ、
特典も代り映えしないため
表現や数字を変えているだけで
基本的な中身は同じでは?
と疑ってしまうわけで。
もしもそれが事実だとすれば
今回のオファーも無価値なものとなりますので、
それらも含め検討が必要であると
再度警鐘を鳴らしておきます。
引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
題材(テーマ)などのリクエストも受け付けておりますので
お気軽にいつでもお問合せください。
商材概要
商材タイトル:グランド・マスターピースFX
販売元:株式会社WorksAgency、山口孝志、Dan Inoue
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