KIRIN 麒麟【検証と管理人評価】
商材概要
商材タイトル:KIRIN 麒麟
販売元:株式会社グローバルイノベーション、若林よしたか
マイナー通貨ペアEAの第二弾「KIRIN 麒麟」
こんにちは。
FTK管理人の君川です。
マイナーな通貨ペア「GBP/CAD」というものを選択しなが
安定的に好成績を生むことで話題になった自動売買EA
「神龍」をリリースした株式会社グローバルイノベーションから、
第二弾のEAが発売されました。
第二弾の商品の名前は「KIRIN 麒麟」とこれまた
前回同様中国の伝説上の生物の名前から名付けられており、
今回取り扱う通貨ペアもAUD/CADとこれまた
マイナーな通貨ペアとなっています。
なお、前回はEAでは一般的なナンピンを用いた
トレンドフォロー型の手法が採用されていましたが、
今回はリスクを限りなく抑えた安定的な運用を目的とした
EAとなっているようです。
「心に平穏を保ったまま運用できるEA」というコンセプトから、
「太平の世に現れる」という中国の伝説上の聖獣の麒麟にあやかって
商品名が決められたとのことです。
なお、今回の自動売買システムの開発者は
前回の商品と同様若林よしたか氏という方ですが、
インターネットで調べた限りでは
FXトレーダーとしての実績は確認できず、前回販売した
神龍についての評判のみとなります。
そして気になるのが、前回若林よしたか氏及び
株式会社グローバルイノベーションが販売した
自動売買EA「神龍」ですが、インターネット上の情報を見る限りでは
平均月利約10%というEAの実力や、経済指標の配信
LINEでの口座開設やEA導入に関する充実したサポート体制もあって
まずまずの評判だったようです。
それだけに気になるのが第二弾となる今回のEA「KIRIN 麒麟」
ですが、果たしてその優位性はどうなのでしょうか。
「KIRIN 麒麟」はAUD/CADで安定的な運用を実現
冒頭でお伝えした通り麒麟が取り扱う通貨ペアは
オーストラリアドルとカナダドルのみを対象としており、
日本では取り扱う証券会社がかなり限定された
マイナーな通貨ペアとなっています。
通貨の組み合わせによって値動きの特徴に大きく差が出るため
トレードで収益を得るにはその通貨ペアの特徴に
我々トレーダーが柔軟に対応する必要がありますが
それだけに気になるのがAUDとCADの通貨としての特徴です。
通貨の値動きの特徴はその国の政治経済や財政的基盤などと
相関がありますが、オーストラリアとカナダはどちらも
先進国として経済的に安定している上に、国家の財政的基盤が
天然資源の輸出となっています。
いわゆる資源国通貨同士のペアということですね。
また、天然資源の輸出品目に関しては
どちらも鉱物資源や石炭が大きな割合を占めるため、
オーストラリアとカナダの経済状況は他の国同士と比べて
強い相関関係があり、それゆえにAUDとCADも相関があるため
値動きは小さく、長期的にみてレンジ相場となる傾向にあります。
そして、今回の麒麟はトレンドフォローによって
大きく利益を狙うというよりは、リスクを抑えて
安定的にコツコツ利益を得ることを目的としたEAで
このようなEAのコンセプトを考慮すると
AUD/CADを対象としているのは最適かもしれません。
また、ランディングページにも記載がある通り、
複数の通貨ペアを取り扱うのではなく、
一つの通貨ペアの値動きに特化して開発することによって、
EAの裏側のロジックの精度を高めることができる
という開発側の利点もありますね。
また、FXトレードでは過去の値動きのパターンから将来の
値動きを予測するテクニカルな分析だけでなく、
経済指標の発表などのイベントに応じて取引を控えたり、
長期的なトレンドを予測するファンダメンタルな分析も
必要となりますが、1つの通貨ペアに限定することにより
利用者が対応するイベントを限定でき、その分精神的に
安定したトレードができるとのことです。
「KIRIN 麒麟」の運用実績
そして、気になるのは「KIRIN 麒麟」の実際の運用成果です。
ランディングページでは麒麟はレンジトレンド両方に対応した
2WAYヘッジトレードと記載がありますが、
麒麟がチャート上でエントリーしたポイントを示す
具体的な証拠画像はなく、残念ながら
手法の具体的な内容を知ることはできません。
手法を知ることが出来ない以上、
バックテストやフォワード実績など
ランディングページ上で公開されている運用実績から
EAの実力を判断せざるを得ませんが、
ランディングページでは2020年1月から2021年6月までの1年半
100万円の証拠金で約296万の結果となっている様です。
月利に変換すると7%前後なので、安定運用型のEAとしては
まずまずの成果なのではないでしょうか。
そして気になるのが公開されているデータの信ぴょう性ですが、
どこかの大手FX情報商材販売会社に代表されるような
取引履歴のレポートにモザイクがかかったり、数値隠されている
EAが多い中で、バックテスト上の取引履歴は
全て公開となっています。
また、前回のオファーである神龍のリリース時には
神龍で実際に運用しているデモ口座を公開していたものの、
第三者による悪用が確認されたとのことで
非公開になったそうです。
ランディングページでは
「嘘偽りのない運用成果を公開」
「自信があるからこそごまかし用のないデータを公開」
など、かなり強気な物言いが要所要所で感じ取れますので、
折角ならば何かしらの形でフォワード実績を公開して
いただきたかったですが、以上の経緯を踏まえると
ある程度信憑性はあるように感じます。
基本のサポート体制と配信コンテンツ
自動売買EAということで購入を検討されている方の中には
FXトレードについて初心者や未経験者の方も少なからず
いらっしゃると思いますが、気になるのはEA導入までの
サポート体制です。
麒麟のコンテンツは
・証券会社口座開設&入金マニュアル
・VPSレンタルマニュアル
・EA設置マニュアル
・FX自動売買ソフト(麒麟)の提供
サポートは
・無期限、回数無制限のLINEサポート
となっています。
口座開設や入金からVPSのレンタル、EAの設置と
初心者にとってはステップが多く
多少ハードルが高い内容となっていますが、
無期限・無制限のLINEサポートにより
初心者でもトレードが開始できるような体制が
整っていると言っていいと思います。
また、値動きに影響を与える可能性のある、
取引を控えた方が良いニュースの際には
同様にサポートLINEから配信がある様です。
この点は、既にある程度トレードに馴染みのある方でも
有用なコンテンツなのではないでしょうか。
EAのロジックの全容は掴めませんが、値段も19,800円と
EAの商品の中ではまだ手の出しやすい価格となっています。
また、サポート体制もある程度整っており、
AUD/CADという通貨ペアの性質上、他の通貨ペアと比べると
大きく勝つこともなければ、大負けする可能性も少ない
と思いますのでので、このEAに興味を持ったといった方は
試しに購入を検討されてみても良いかもしれません。
引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
題材(テーマ)などのリクエストも受け付けておりますので
お気軽にいつでもお問合せください。
商材概要
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なんか非公開にしている理由もどこかで書いていましたよね?
まぁ1つの通貨ペアで結果が出続けるというのもまずないと思いますし、かなり微妙な感じはしますね。
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どうやら実際に運用している口座アカウントは非公開らしいです
この時点でアウトですね
myfxbookでユーザーに確認させることだってできるはず
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