ハーモニックパターンの基本的な考え方を徹底解説!

 

フィボナッチから導き出されるハーモニックパターン

 

こんにちは。

 

FTK管理人の君川です。

 

 

本日は海外で人気のハーモニックパターンについての
基本的な考え方をご紹介したいと思います。

 

まず、ハーモニックパターンパターンとは、
いくつかのチャートの形状のパターンから、
将来の値動きを予測するトレードの手法の1つです。

 

分析手法の中では比較的新しめであり、日本ではあまり知名度がないものの、
海外ではメインの手法として扱うトレーダーも多く
非常に人気の高い手法となっています。

 

 

チャートの形状から分析する手法としてはフラッグやウェッジなど
いわゆるチャートパターンとして有名なものもありますが、
こちらもこのチャートパターンなどと同様に
「基本形」と呼ばれる4つハーモニックパターンの形状を用いて
相場を分析していきます。

 

このハーモニックパターンの形状はFXではおなじみの
「フィボナッチ」の比率で構成されており、
調和のとれた(=ハーモニック)形状であることが
ハーモニックパターンの名前の由来となっています。

 

フィボナッチの比率を用いてチャートの波形を分析することが
ハーモニックパターンを用いた分析手法において重要になってきます。

 

 

 

フィボナッチをおさらい

 

ハーモニックパターンの詳細に入る前に、
フィボナッチの基本的な概念について復習しておきます。

 

自然界のあらゆる物体がフィボナッチの比率で構成されている
と言われているように、
高値と安値で構成される相場の波形もフィボナッチで構成される
というのがFXのフィボナッチの考え方でした。

 

 

このフィボナッチの考え方を取り入れた有名な手法が
フィボナッチリトレースメントですが、これは過去の
トレンドの高値安値の価格帯に、フィボナッチの比率を当てはめて
抵抗帯や支持帯の価格を予測するというものでした。

 

具体的には、過去のトレンドを構成する高値と安値の値幅を1とした時、
その価格幅に対し、フィボナッチ級数である38.2%50.0%61.8%
あたる価格に戻り目や押し目のエントリーを行うというものです。

 

フィボナッチリトレースメントについては
過去にこちらの記事でも言及していますので、
よかったら合わせて参考になさってください。

 

 

不思議な数列フィボナッチを活用したテクニカル分析法「フィボナッチリトレースメント」

 

 

一方ハーモニックパターンでは、チャートを形成する各波動の長さを
フィボナッチリトレースメントに当てはめ、
そこから現在形成されているハーモニックパターンが何かを分析し、
それに合わせて現在の波動の到達点を予測するというものになっています。

 

 

 

ハーモニックパターンの考え方

 

ハーモニックパターンは4つの波動で構成されます。

 

ハーモニックの最初の波動の始点から最後の波動の終点までの合計5点
順に「X、A、B、C、D」と呼びます。

 

 

 

 

要するにハーモニックパターンは
「①XA ②AB ③BC ④CD」
4つの波動で構成されていることになります。

 

そして具体的なエントリー方法ですが、
XA、AB、BC線の3つの波動から当てはまるハーモニックパターンを
検出し、反発が予想されるD地点を予測して、予測地点で
逆張りのエントリーを行う
のがハーモニックパターンの手法です。

 

 

考え方としてはエリオット波動論に近いものがあるかもしれません。

 

 

 

ハーモニックパターンの4つの基本形

 

ここからはハーモニックパターンの4つの基本形についてご紹介します。

バットだけは実際のチャートでお見せします。

 

 

バット

 

ハーモニックで最も現れるパターンとなります。
コウモリの形に似ていることが名前の由来となっています。

 

トレンドやレンジ相場の双方でも現れ、ダブルトップや
ヘッドアンドショルダーズ・トップの右肩でも現れることもあり、
この場合大きな利益が見込めるため非常に人気のパターンとなっています。

 

バットの具体的な条件は以下の4つになっています。

 

1. ABはXAに対して0.382~0.5のリトレースメントとなる。
2. BCはABに対して0.382~0.886のリトレースメントとなる。
3. CDはBCに対し1.618~2.618のリトレースメントとなる。
4. CDはXAに対して0.886のリトレースメントとなる。

 

 

 

 

ガートレー

 

H・M・ガートレー氏という方が発見したことが名前の由来です。

 

トレンド中の調整フェーズに出現し、上昇トレンドの場合はアルファベットのM、
下降トレンドの場合はアルファベットのWの形状を形成します。

 

また、具体的なガートレーの条件は以下の4つになっています。

 

1. XAに対してABは0.618のリトレースメント(逆行)になる。
2. BCはABに対して0.382~0.882のリトレースメントになる。
3. CDはBCの1.272のリトレースメントになる。
4. CDはXAの0.786のリトレースメントとなる。

 

 

 

 

クラブ

 

カニの形に似ていることが名前の由来となっています。

 

B地点まではガートレーやバットと同様であるものの、クラブの
最大の特徴はCDの波動が非常に長く、Xを割り込んでXAに対して
1.618のリトレースメントとなります。

 

クラブの具体的な条件は以下の4つになっています。

 

1. ABはXAに対して0.382~0.618のリトレースメントとなる。
2. BCはABに対して0.382~0.886のリトレースメントとなる。
3. CDはBCに対して2.24~3.618のリトレースメントとなる。
4. CDはXAに対して1.618のリトレースメントとなる。

 

 

 

 

バタフライ

 

蝶の形に似ていることが名前の由来になっています。

 

また、ガートレーで反転せず、X地点を越えてCDの波動が伸び、
トレンドが崩れる状態となるため、基本形の中では
リスクの高いパターンとなります。

 

バタフライの具体的な条件は以下の4つになっています。

 

1. ABはXAに対して0.786のリトレースメントとなる。
2. BCはABに対して0.382~0.886のリトレースメントとなる。
3. CDはBCに対して1.618~2.618のリトレースメントとなる。
4. CDはXAに対して1.27または1.618のリトレースメントとなる。

 

 

 

 

XAに対してABが0.786のリトレースメントで反発している場合、
バタフライの可能性を頭に入れると良いかもしれません。

 

とはいえ、トレンドが崩れた状態での逆張りのエントリーと
リスクが高い状態でのエントリーとなるので、
トレンドラインや上位足のフィボナッチなど
他の指標と一致した場合にエントリーすることが無難です。

 

 

 

ハーモニックパターンまとめ

 

ハーモニックパターンはX・A・B・Cの地点から
Dの位置が割り出すことができれば
あとは、Dの位置からの逆張りをすることで
高いリスクリワードでトレードができるというものです。

 

ハーモニックパターンは今回ご紹介した基本形以外にも
変則パターンなど様々な形状があり、
また人によって様々なパターンの捉え方が出来るため、
テクニカル分析の中ではかなり難易度の高い手法となります。

 

実際にチャートで確認していただくと
最初はパターンを見つけることも難しい
と感じる方もいらっしゃると思います。

 

とはいえ、FXでは有効性の高いフィボナッチを用いた手法であるので、
身に付けることでより精度の高いトレードに繋がるでしょう。

 

 

ぜひ今回の記事をきっかけに、ハーモニックパターンについて調べて、
実際にチャート分析で活用してみてください。

 

必ず役に立つと思います。

 

このブログでも機会があれば、実際の相場を用いて
ハーモニックパターンを検証してみる
というのも面白いかなと思っています。

 

 

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