秒速スキャルFX 【検証と管理人評価】
商材概要
商材タイトル:秒速スキャルFX
販売元:一般社団法人 日本投資家育成機構、FX-Katsu(鈴木克佳)、FX-Jin
FX-Jin氏の弟子によるスキャルピングロジック
大手ASP、商材販売業者の中でも特に大きな規模で活動している
クロスリテイリング株式会社は皆さんもご存知と思います。
創業者は山口孝志さんことFX-Jin氏。
以前までFX-Jin氏が代表を務めていたようですが、
現在は金本浩さんという方が代表を務めています。
また、親会社はC&Gホールディングス株式会社という企業で
クロスリテイリング株式会社を始めに
いくつかのグループ企業が存在します。
メインの法人はクロスリテイリング株式会社ですが
その他にも「一般社団法人 日本投資家育成機構」、
「LinkWay,出版株式会社」「株式会社Asst Cube」
「Cross Retailing Asia Limited」、
「Master Link Hong Kong Limited」などがあります。
ネット出版、セミナー事業、不動産事業、
アジア向けウェブコンテンツ販売事業、海外不動産事業など
それぞれの法人ごとに事業内容はことなっていますが、
ここまでワールドワイドな企業だったのは知りませんでした。
中でも今回は、投資セミナー事業、投資資格試験事業、
投資学校運営事業を主に行っている
一般社団法人 日本投資家育成機構から販売されているFX商材
「秒速スキャルFX」を検証していきたいと思います。
秒速スキャルFXを手掛けるのは鈴木克佳さんという人物で
「FX-Katsu」という名前で活動しているようです。
FX-Katsu(鈴木克佳)氏はもともとFX-Jin氏の
お弟子さんということで、今回初めて商材という形で
ご本人のノウハウを公開するに至ったようですね。
・恋スキャFXビクトリーDX ロジックを探る 【検証レビュー】
以前、FX-Jin氏の恋スキャFXビクトリーDXの検証を行いましたが、
FX-Katsu(鈴木克佳)氏は恋スキャFXで基本を学び
現在は自身で構築したスキャルピングロジックで運用しているとのこと。
“師匠を超えた”などのキャッチフレーズもあり、興味が惹かれますね。
ちなみに、秒速スキャルFXが販売されたのは昨年の夏ころですが
最近また注目が集まってきているようです。
また、最近はFX-Katsu(鈴木克佳)氏が講師を務める
1年間の塾なども開始しているようですが、
こちらの塾に関してはまた時間のある時にでもお話ししたいと思います。
秒速スキャルFXは王道の1分足スキャル
秒速スキャルFXの取り扱い通貨ペアは、メジャー通貨である
ドル円、ユーロドル、ユーロ円、ポンドドル、ポンド円、
オージードル、オージー円の7通貨ペアとなっています。
そして、上記7通貨ペアで1日のエントリータイミングは70回と
非常に多くなっていますが、現実的に考えて7通貨ペアを
同時に監視するというのは専業トレーダーでも難しいものがあります。
とくにサラリーマンの方など、日中は本職を持っている方だと
1日中パソコンに張り付くことはできないので
実際に1日で70回のチャンスに巡り合うというのはまず不可能でしょう。
・スキマ時間にチャートを見て、エントリーチャンスを見つける
・エントリーして利確・損切は指値・逆指値で自動化
・自動決済されるのを待つ
秒速スキャルFXのトレード手順はこのようになっているとのこと。
パソコンを使わずスマホだけでのトレードも可能ということで
FX-Katsu(鈴木克佳)氏は基本的にスマホをメインに運用を行っているそうです。
確かにスマホであれば、パソコンの前にいないときでも
ちょっとした空き時間にトレードできますから、
その分エントリーチャンスは多くなりますが
個人的にはスマホメインでのトレードはちょっと恐いなと思いますね。
その時いる場所の通信状況によって動作が遅くなることがありますし、
オンタイムでチャートが動作しないことなど結構多いです。
特に瞬時に相場を判断していかなければいけない
スキャルピングの場合ですと、
スマホでのトレードはなかなか難しいものがありますが
この辺はどうなんでしょうかね?
ちなみにFX-Katsu(鈴木克佳)氏はスマホだけでのトレードで
月利50~100%を安定して勝ち続けているということですが
もしこれが本当だったら相当凄いことです。
スマホでトレードできるという手軽さを魅力に感じる人が多いかもしれませんが
やっぱり、スマホだけでのトレードでは瞬間的な利益を狙うことは難しいですし
スキャルピングをするならパソコンに張り付くのが基本でしょうね。
ちょっと話がズレてしまいましたが、
秒速スキャルFXのロジックを見ていきたいと思います。
秒速スキャルFXは極めて王道的な1分足のスキャルピングロジックで
トレンド方向に押し目・戻りで順張りで仕掛けるオーソドックスな手法です。
4時間足のマルチタイムフレーム分析でトレンドの有無を判断し、
1分足で仕掛けていきます。
つまり、大きな時間足と同方向の執行時間足で仕掛けていくという
極めて王道的な戦略となっています。
使用するテクニカル指標はRSIとMACD。
RSIは「買われすぎ」、「売られすぎ」を検知するオシレーター系なので、
一般的には逆張りに最適なテクニカル指標と言われています。
RSIは0~100%の間で表され100%に近いほど(値が上に来るほど)買われ過ぎ、
0%に近くほど(値が下に来るほど)売られ過ぎを意味します。
教科書的に言えば50%より上で上昇基調、50%より下で下降基調となり
おおまかな目安でいうと70%以上で買われ過ぎ、30%以下で売られ過ぎとされています。
ただ、考え方次第では買われ過ぎである相場の「過熱」に着目し、
順張りに使っていくことも可能です。
MACDは指数平滑移動平均を発展させたテクニカル指標で、
トレンドやダイバージェンスを確認するときに使用されますね。
トレンド方向に押し目・戻りで順張りで仕掛ける秒速スキャルFXでは
RSIとMACDを使い、トレンドの初速を捉えてエントリーポイントを探っていきます。
王道のオシレーター系テクニカルを組み合わせる点などオーソドックスですし、
目新しさはありませんが堅実な手法と言えるでしょう。
また、秒速スキャルFXではエントリータイミングの判断は裁量を加え、
ダウ理論、ダイバージェンス、ラインを活用し
環境認識に対する理解を深める工夫もなされています。
秒速スキャルFXが向いている人・向いていない人
トレンド方向に押し目・戻りで仕掛ける王道的なスキャルピングロジックの
秒速スキャルFXですが、FX-Katsu(鈴木克佳)氏の考え方を見る限りでは
比較的真面目な印象を受けます。
ポジションの保有時間は短く、損切ラインも浅いので
小さい勝ちトレードをコツコツと重ねていきたいという人には向いていると思います。
秒速スキャルFXに限ったことではなくスキャルピングの特性上、
勝率も高く利幅が小さいため、瞬時のタイミングを逃すことなく
とにかく仕掛けていくことが必要となります。
こういった理由からスキャルピングはパソコンに張り付きが基本と言えるわけですが、
逆に言えばスキャルピングのこうした特徴にストレスを感じる方であれば
あまり良い結果は期待できないでしょう。
プロトレーダーの間でも「スキャルピングは難しい」という人が多いのは
メンタル面の強さがモノをいう戦略でもあるからです。
海外などのスキャルピングをメインに運用しているプロは
1日に100回、200回とトレードするのは当たり前です。
極端に言えば、スキャルピングでプロ並みの結果を求めるのであれば
それだけの数のトレードをこなす気力と体力が求められるということです。
逆にこのようなスキャルピングの特性が合わない人や、
これまでスキャルピングで良い結果を出せなかった人は
秒速スキャルFXは向いていないと言えるでしょう。
ランディングページからは華やかなデザインで
誰でも簡単に稼げそうな印象を与えられてしまいますが、
秒速スキャルFXは半分テクニカル、半分裁量判断ですので
それなりにスキャルピングのスキルを磨く努力が必要です。
ただ、別売りでエントリーポイントを示してくれる
サインツールが販売されているようですが、
そのツールの精度がどの程度なのかはわかりませんので、
もし買ったとしても一定期間のテスト期間を設けたほうがいいでしょう。
良くも悪くも、秒速スキャルFXは人を選ぶ手法だと思います。
秒速スキャルFXの購入者の人の口コミなんかを見ていると
極端に絶賛している人や、全く勝てないといったように
かなり否定的な口コミを書いている人がいますけど、
向き不向きが大きく分かれるのは当然だと思いますね。
これから「秒速スキャルFX」を購入しようと考えている方は
是非とも参考にしてみてください。
引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
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