気になるベース通貨。あなたに合っているのは円建て?それとも外貨建て?

 

海外FXで使用するベース通貨とは

 

こんにちは。

 

管理人の君川です。

 

 

海外FXの利用を検討されている方へ
今回は「ベース通貨」の基本的な考え方から
実際に入金する際にどの通貨をベースにすべきなのか
検証してみたいと思います。

 

海外FXで口座開設を済ませてから
FXトレードで使用する資金を入金する際、
日本円もしくは外貨のどちらで入金すべきか
判断に困っている方も少なくないでしょう。

 

我々にとって普段から日常的に使用している
日本円で入金する円建てであれば
投資初心者でもわりかしスムーズかもしれませんが、

 

場合によっては米ドルやユーロなどといった
外貨で入金することでよりメリットを享受できる場面もあるので
この機会に知識の一つとして身につけてもらえればと思います。

 

 

入金する際は一般的な円建て以外にも
ユーロ建てやドル建てなど外貨での入金も選択可能です。

 

円建てを選択する場合
海外FXの口座へ入金するのは日本円となります。

 

外貨建てで入金を行う場合には
まず日本円を米ドルやユーロに両替をし、
出金する際には外貨を日本円に両替しなければなりません。

 

両替を行う際には
都度発生する「為替手数料」が発生しますので、
こちらは必ず覚えておいてくださいね。

 

 

為替手数料については周知だと思いますので
ここでは敢えて割愛させていただきますが、
円建てだとそもそも日本円で入出金となるので
為替の影響は全く受けません。

 

しかしながら、外貨建ての場合には
入出金ともに為替が大きく影響しますので
出金時に円安であれば為替差益を得ることができ、
反対に円高なら為替差損が発生してしまうのです。

 

 

では、上記を前提として
円建てと外貨建てのどちらを利用する方が
よりメリットを得ることができるのか
検証していきましょう。

 

 

一番のメリットは為替手数料が発生しないこと

 

繰り返しになりますが、
円建てを利用する上での一番のメリットは
やはり為替手数料が一切かからないということ。

 

為替レートは刻一刻と変動しますから、
外貨建てを利用するとなると
その瞬間の為替レートによる影響をモロに受けますし
入出金の際には必ず為替手数料が発生してしまいます。

 

 

普段使いされている金融機関によっては
回数制限付きで手数料が無料になる場合もあれば、
毎回手数料が発生するかも知れません。

 

いわゆるメガバンクと呼ばれる大手銀行であれば
1ドルあたりにかかる手数料は1円前後と少ないので
金額だけに注目すると大したことないですが、
回数が増えればその分負担増になるのは間違いありません。

 

この手数料が負担になるか否かは
それぞれ価値観が異なるので何とも言えませんが、
長期にわたり海外FXを利用するのが前提であれば
決して無視できませんね。

 

 

ちなみに、先ほど挙げた数字は
あくまでも1ドルあたりに発生する手数料なので
金額が大きくなればなるほど手数料も大きくなります。

 

仮に1ドルあたりの手数料が0.5円だとして
100ドル入出金しようと思えば50円ですし、
1,000ドルの場合は500円ということになります。

 

FX初心者であれば
初めは少額からの取引が比較的望ましいので
このあたりの数字を例として取り上げてみました。

 

その点、円建てで入出金するなら
為替の影響を一切受けることはありませんので、
外貨建てで入出金をするよりも
手数料を安く抑えることが可能になるわけです。

 

 

なお、近年では
日本国内での銀行送金に対応しているブローカーも増え
一昔前よりも利用しやすくなったといえるでしょう。

 

海外FXへ入金する際には
クレジットカードオンラインウォレットなど
様々な方法を選択することが可能なわけですが、

 

銀行送金自体が可能であれば
クレジットカードをお持ちでない方でも
比較的簡単に手続きができて便利です。

 

 

海外FXの口座に入金されるまでの仕組みとしては

 

1.業者が指定する国内の銀行に入金
2.入金された金額を業者が海外FXの口座に振り込む
3.アカウントに入金額が反映される

 

このような工程が一般的となっており、
指定された国内の銀行を普段使いしている方であれば、
振込手数料を安く抑えることも可能になります。

 

海外FXで入出金をするたびに
大なり小なり手数料は発生するものなので、
長く利用したいのなら必要なコストはなるべく抑えたいものです。

 

 

次いで、メリットとして考えられるのが
MT4やMT5で表示される金額が日本円なので
損益の計算が容易になるという点です。

 

これが米ドルやユーロなど外貨建てだと
プラットフォームやサイト上に表示されるのは
全てドルやユーロで表記されてしまいます。

 

外貨建てだとその日の為替レートを確認して
損益を計算するという手間が発生してしまうので、
円建てで入出金をする際にも非常に分かりやすくはなります。

 

 

とはいえ、実際のところ海外FX業者の中には
円建てに対応していないところも少なくありませんし
外貨建てが主流の海外FXを利用する上では
利用可能な業者に制限があるというのがデメリットとして挙げられます。

 

 

どんなタイプの人が外貨建てに適しているのか?

 

ここまでは円建てのメリットについて
検証させていただきましたが、
外貨建てがデメリットばかりというわけでもありません。

 

例えば、海外に住んでいるトレーダーや
普段から外貨預金を実践している方などは
外貨建てを利用するメリットを最大限享受できるのです。

 

こうした方々は外貨建てのデメリットである
為替レートの影響を受けることがなく、為替手数料もかかりません。

 

全体の割合としては少ないかも知れませんが、
円建てでデメリットになり得ることでも
場合によっては外貨建ての方が良かったりするのです。

 

 

普段から外貨に馴染みの薄い方だと
為替レートをベースに損益を計算することに
煩わしさを覚えるかも知れませんが、

ある程度入出金を繰り返しているうちに
自然と理解が深まるはずなので
円建てでなければ難しいと意固地になるのは
どうかと思いますがね。

 

 

外貨建てであれば、入出金時の為替レートによっては
為替差益が得られる可能性がありますから。

 

例えば、円高になったタイミングでドルに両替し
円安になったタイミングで出金するなど
いくらでも工夫できますので、そういう意味ではも
ドル建てを利用する価値があるのではないでしょうか。

 

最近では日本円をドルに換えて
資産を管理している方が少なくありませんし、
比較的価値が安定している通貨を保有するのは
賢い方法だといえます。

 

 

実際問題、ここ最近の世界情勢を見ていると
日本円で保有するより外貨で持っておく方が安心ですし、
そう感じた方々は既に外貨で資産を保有する方向に
シフトチェンジしているのです。

 

日本円以外の通貨を保有することに対して
未だに抵抗があるという方も少なくないでしょうが、
これを機に外貨建てで海外FXを利用してみるのも
得策ではないでしょうか。

 

 

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