シカゴ商品取引所(CBOT)髙橋良彰という人間について 世界が奪い合った天才のスキャル【検証と管理人評価】

 

 

商材概要

 

シカゴ商品取引所(CBOT)とは

 

1848年に設立されたアメリカ最古の先物取引所、シカゴ商品取引所をご存知でしょうか?

 

シカゴ商品取引所の正式名称は「Board of Trade of the City of Chicago」

 

略してChicago Board of Trade:CBOT。

 

 

トウモロコシや大豆などの穀物の先物価格形成に特に強みを持っている取引所であり、
世界の穀物先物取引のほとんどはこのCBOTで行われています。

 

 

1848年にシカゴに開設されたアメリカ合衆国で最初の穀物先物取引所。正式名称 Board of Trade of the City of Chicago。シカゴ市内の有力な穀物商人らの自主的な集まりとして始まった。

 

-中略-

 

市場の規格化が進み,取り引き量と金額において世界でも屈指の大規模な商品先物市場へと発展した。上場する商品を拡大し,金融先物取引(1975),先物オプション取引(1982),ダウ工業株30種平均指標(→ダウ式平均株価)をもとにした先物オプション取引(1997)も扱うようになった。1994年には,ピットと呼ばれる立会場での取り引き方式から電子取引方式へ移行した。2005年に持株会社 CBOTホールディングズが設立され,その子会社になった。持株会社は 2007年にオプション,外国為替先物,金利商品を専門に扱う金融先物取引所であるシカゴ・マーカンタイル取引所ホールディングズと統合し,CMEグループとなった。新会社のもと,金融,商品,天候や不動産などの先物商品の取り引きを扱うようになった。

 

出典・シカゴ商品取引所(シカゴしょうひんとりひきじょ)とは – コトバンク

 

 

 

シカゴ商品取引所(CBOT)が開設された当時、シカゴにはまだ銀行も存在しておらず
通貨不足などの理由で商業取引も円滑に進まない状況でした。

 

そういった時代背景などもあり、シカゴ商品取引所(CBOT)は、
州や市当局の許可を受けることなく
自主的な集まり、つまり任意の「起業家協会」として発足。

 

米国東部地域への穀物供給の増加、欧州向輸出への期待、
穀物取引の伸長を計るための金融手段の整備商品品質の格付けなどの重要性から、
関係者の間で次第に認知されるようになっていきます。

 

 

ここからシカゴ商品取引所(CBOT)を大きく発展させる要因となったのが、
1853年のクリミア戦争と、1861年から始まった南北戦争。

 

ロシア・トルコ間で発生したクリミア戦争ですが、
翌年1854年にはイギリス・フランスが介入することになり戦闘地域が拡大。

 

結果的に、欧州より膨大な穀物需要が持ち込まれたことで
シカゴ商品取引所(CBOT)の取引の需要が高まりました。

 

クリミア戦争 – Wikipedia

 

 

南北戦争では、シカゴが北軍の食糧兵站の基地や鉄道の集散基地として
重要な拠点となっていたことや、
終戦後に土地の無償交付を謳ったホームステッド法により
自営開拓農民の進出や移民の流入にるシカゴの発展が
シカゴ商品取引所(CBOT)の発展に繋がりました。

 

南北戦争 – Wikipedia

 

 

その後、シカゴ商品取引所(CBOT)は順調に発展を遂げ、
1994年には,ピットと呼ばれる立会場での取り引き方式から電子取引方式へ移行。

 

2005年には持株会社「CBOTホールディングズ」が設立され、その子会社となりました。

 

CBOTホールディングズは、
2007年にシカゴ・マーカンタイル取引所ホールディングズに買収され統合。

 

これにより世界最大のデリバティブ取引所である、CMEグループが誕生しました。

 

 

Chicago Mercantile Exchange(シカゴ・マーカンタイル取引所)の略称。CMEグループは、CME、CBOT(シカゴ商品取引所)、NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)、COMEX(ニューヨーク商品取引所)の4つの主要取引所で構成されている。

 

金融先物取引は1972年、CMEに国際通貨市場を発足させ、外国通貨の先物取引(=先渡し取引)をしたのが始まり。CMEはその後の先物取引の世界的な発展の基礎を築いた。2007年にはシカゴ商品取引所と合併、2008年にはニューヨーク・マーカンタイル取引所を買収するなどデリバティブ取引の重要な役割を果たしている。

 

先物・オプションの国際的市場として24時間稼動し、金利・株価指数・外国為替・エネルギー・農産物・金属など幅広い分野において、デリバティブ市場を提供している。

 

出典・CMEグループ|証券用語解説集|野村證券

 

 

 

 

シカゴ商品取引所(CBOT)出身、100憶円の利益を上げるトレードチームを作り上げた男

 

そんなシカゴ商品取引所(CBOT)に在籍していたという経歴を持ち
総額100憶円の利益を上げるトレードチームを作り上げたという
髙橋良彰氏という人物が初の表舞台へ登場しました。

 

オファーを手掛けるのはクロスリテイリング株式会社

 

すでに公式メルマガなどでもマーケティングがスタートしており
今回のローンチオファーをご存知の方も多いでしょう。

 

 

髙橋良彰氏米国シリーズ3・商品取引員免許保持者であり、
(The Series 3 National Commodity Futures Examination)
投資歴はおよそ30年、
日本を代表する証券会社の幹部クラスとも太いパイプを持つ人物とのこと。

 

 

若干20名のプロップチームリーダーでもあり、
これまで50名以上の教え子が全員成功を収めているそうです。

 

主なトレードスタイルは超短期のスキャルピングを得意とし、
シカゴで学んだトレード戦略をベースに、
FX初心者でも勝率90%以上を狙える
「TAKAHASHIメソッド」として体系化することに成功したとのこと。

 

 

また、彼の手法はアメリカ、台湾、中国、韓国、インドネシアなど、
世界各国の金融機関からオファーを受けているほどだそうです。

 

 

そんな髙橋良彰氏のローンチオファー名は
「世界が奪い合った天才のスキャル」というもので
ランディングページのプロフィールが事実であれば
相当な重鎮の登場ということになります。

 

そのため、ローンチオファー開始から注目している方が非常に多いようですが、
今回のオファーを真に受けるのはまだちょっと早いかもしれません。

 

 

 

髙橋良彰氏の経歴、実力が「本当」なのか調べてみた

 

髙橋良彰氏の「世界が奪い合った天才のスキャル」
真に受けるのはまだ早い…

 

私がそう考える理由は、髙橋良彰氏に関する情報皆無のためです。

 

 

まず世界各国の金融機関からオファーを受けているのであれば
インタビューや、彼に関する情報がある程度あってもおかしくありません。

 

しかし、それらしいサイトや情報はヒットせず
これまで累計100憶円の利益を出しているというプロップチームも素性不明

 

 

100憶円もの結果を出しているプロップチーム
無名ということはまず有り得ないでしょう…

 

 

それ以前に、これだけの経歴の持ち主が
どうしてクロスリテイリング株式会社のオファーに乗るのか?

 

これまで、アメリカ、台湾、中国、韓国、インドネシアといった
世界中の金融機関からのオファーを蹴ってきた人物が
どうして日本の“商材屋”のオファーにだけ首を縦に振ろうと思ったのか?

 

 

どうも腑に落ちません。

 

ランディングページで謳われいてる彼の経歴を考えれば
不自然な点がとにかく多いです。

 

 

さらに、投資専門情報誌「Futures JAPAN(米Futures提携誌)」
「FFC World」などで特集が組まれているということですが
それについて調査してみても、その痕跡には辿り着けず。

 

そもそも、これらの雑誌は廃刊となっているため事実確認不可

 

 

 

髙橋良彰氏の記事らしきページが掲載されていますが
よくよく見れば、画像編集ソフト作成したものですし…

 

この情報の信ぴょう性はかなり低いと考えてよいです。

 

 

また、投資関連のベストセラー書籍でも掲載歴があるとうたわれていますが、
紹介されているのは「億トレシリーズ」の著者として知られる林知之氏の書籍。

 

林知之: 本 – Amazon.co.jp

 

 

一件、高い評価を得ているように見えますが
高評価を付けているのは投資リテラシーの低い初心者の方ばかりのようです。

 

正直、ある程度知識のある読者にとっては「つまらない自己満足本」でしょう。

 

 

そもそも林知之氏の書籍は、自身の主宰する投資会社への誘導が目的。

 

この時点でグレーな感じが伝わってくるはずですし
個人的には、この著者の書籍に登場しているということは
あまりプラスにならないと考えています。

 

それに、レビュー数を見れば、“ベストセラー”というにはあまりにも大げさ

 

クロスリテイリング株式会社がオファーを担っている為か
「誇大」「大袈裟」と取れる表現が目立ちますね。

 

 

また、髙橋良彰氏の推奨者として、シカゴ時代のマネージャーだという
元Futures Magazine日本版出版会社社長・益永研氏という人物から
推奨コメントも掲載されています。

 

益永研氏はFutures Magazine社日本代表を経て、
現在は株式会社ブリッジ・マネー・カンパニーという会社を経営。

 

 

益永研氏についても調べてみましたが、企業HPにしても
本人のブログにしても、あまりにもお粗末な内容…

 

会社概要 – Bridge Money Company Inc.

 

kensan-kaigiのブログ

 

 

上記の情報を確認した後に、益永研氏の推薦コメントを見て
説得力があると感じる人は少ないはずです。

 

 

このように、どれを取っても信ぴょう性が低く、
説得力裏付け欠ける根拠ばかり。

 

「100憶円」というフレーズに、かなりのインパクトがありますが
髙橋良彰氏の経歴や実力を証明するものは何もなく
クロスリテイリング株式会社や、取り巻きの関係者達だけが
髙橋良彰氏を神格化しようと必死になっている感じがヒシヒシと伝わってきます。

 

これから高額塾、もしくは商材という形で
フロントオファーがスタートすると思いますが
現状を見る限り、大きな期待はしないほうが無難だと考えています。

 

 

そうそう、「世界が奪い合った天才のスキャル」の無料オファーは
10分だけの無料公開ということですが、
10分を経過しても登録することは可能ですし、
クッキー削除をするなどすればまたカウントダウンが始まります。

 

「今しか参加できない」ように装い、参加を煽っていますが
そんなことは全くありません。

 

 

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