ミリアカ アチーブメントコース【検証と管理人評価】
商材概要
商材タイトル:ミリアカ アチーブメントコース
販売元:株式会社TED ミリアカ事務局、タイチ
国際テクニカルアナリストが講師のFXスクール
こんにちは。
FTK管理人の君川です。
コロナ禍により人とコミュニケーションを取りながら勉強したい!
という需要が高まっているのか、情報商材を購入して独学で勉強するのではなく、
オンラインスクールに通いながら生徒同士で交流したり、
講師から指導を受けながらトレードの勉強をしたいという方も増えている様です。
ということで今回は、株式会社TEDが主宰する
「ミリアカ アチーブメントコース」について検証したいと思います。
今回のメインの講師はミリアカの認定講師のタイチ氏です。
タイチ氏は2012年からミリアカに入会し、創業者の竹井佑介氏からトレードを学び、
現在では国際テクニカルアナリストの第二次認定資格であるCFTe®を取得し、
プロップトレーダーとして企業の資金運用をされている
現役のトレーダーとのことです。
ランディングページではしばしば国際テクニカルアナリストとして
グローバルに活動されている様な紹介をされていますが、
実際には一次から三次まである認定資格のうちの
第二次の認定資格の取得にとどめており、テクニカルアナリスト試験の中でも
最高難易度の資格を取得されているわけではないようです。
資格試験内容についても、通信教育講座の受講後にテクニカル分析の
知識を問う小論文形式の試験で、合格率も5割を超えており
取得難易度はそれほど高くないものです。
さらに言ってしまうと、この国際テクニカルアナリストというと
すごく聞こえるかもしれませんが、証券アナリスト資格とは違い
金融業界での就職には評価されない資格となります。
あくまでチャート分析を主体とした資格で、
会員数も10倍の開きがありますので、
どちらかというとマイナーな資格と言えます。
国際テクニカルアナリストはテクニカル分析の知識の有無を測るものなので、
肝心のタイチ氏のトレード能力が気になるところですが、
私が個人的にインターネット上で調べたところでは
タイチ氏に関する実績はミリアカでの認定講師の活動以外では確認できず
具体的なトレードの手腕については不明です。
また、タイチ氏が師と仰ぐミリアカの創業者の竹井佑介氏についてですが、
過去に詐欺行為を働いていたなどインターネット上での悪評が目立ちます。
真偽のほどは不明ですが、竹井佑介氏がこれまで
竹井雄介、竹井雄亮から現在の名前まで改名を繰り返している時点で
竹井佑介氏のトレーダーとしての実力というより
品格の部分に問題があると感じています。
タイチ氏のトレーダーとしての実力は不明ですが、
ここからは「ミリアカ アチーブメントコース」の
講義内容について検証していきます。
ミリアカの3つのセールスポイント
「ミリアカ アチーブメントコース」は選ばれる理由として
以下の3点を挙げています。
1. タイチ氏による体系立てられたカリキュラム
実績のある現役のプロのトレーダーから、長く相場で生き続けられる
プロとしてのノウハウを学べることがミリアカのセールスポイントのようです。
一方、ランディングページでは「机上の理論ではなく、活きたノウハウと
情報をお伝えする」とのことですが、国際テクニカルアナリストの
認定試験に必要な知識はまさしく机上の理論でしかないため、
タイチ氏の下で活きたノウハウと情報を本当に学べるかどうかについては
タイチ氏のトレーダーとしての実績が不明ですので疑問が残ります。
2. 会員同士が繋がり切磋琢磨できる環境
ミリアカでは全国各地のミリアカの受講生同士で、
全国合同の講義や地域別の勉強会、オフ会などを通して交流を深め、
トレードの腕前を磨き合う環境が用意されているようです。
確かにメンタルを消耗しやすいFXのトレードでは
トレード仲間と会話や情報交換をすることによって
モチベーションを得ることができるかもしれません。
他者からのフィードバックによって自身のトレードを
さらに改善させることもできるでしょう。
一方でFXスクールやオンラインサロンでも会員同士が交流できる
コミュニティは一般的に存在しますので、ミリアカ特有の
セールスポイントとしては弱い気がします。
3. 初学者も確実にステップアップできる充実のサポート体制
ミリアカでは初学者がトレードのスタートラインに立てるよう、
動画やビデオ通話を用いたサポート体制が用意されています。
また、デモ口座の設定からミリアカ推奨チャート設定、
そしてトレードの手順までが分かる「初学者プログラム」が
コースのコンテンツとして用意されているので、
口座の開設といったトレード以前につまづきやすいポイントで
トレーダーが諦めることがない仕様となっています。
こうしたサポートの充実については評価できると思います。
特にFXを学び始めた人にとってはサポートは
非常に重要で、この良し悪しで学習の成果が大きく違ってきます。
ミリアカの学習フロー
「ミリアカ アチーブメントコース」では、準備編と実践編の
それぞれ3つのステップでトレードをマスターしていきます。
準備編
1. PCやスマートフォンを準備
2. 証券会社の取引口座を開設
3. 会員専用ページで学習開始
実践編
1.トレードマニュアルを読む
メイン講師のタイチ氏によって作成された、全11章のマニュアル
「FXマスターブック」を読み進めることで、トレードの基礎を
身につけていきます。
具体的には
1. FXについて
2. チャートの解説
3. ルールの解説
4. 資金管理
5. 環境認識
6. 通貨ペア
7. 時間軸
8. トレードの手順
9. メンタル
10. ファンダメンタル
11. テクニカルツール
この11章で構成されています。
ランディングページによると、「ミリアカ アチーブメントコース」では、
この11章を1年かけて身につけていく様です。
一方、この11章に関してはトレードのかなり基礎的な知識に
比重が置かれており、肝心のテクニカル分析の知識に関しては
あまり触れられていない様な印象を受けます。
1年間もの時間をかけてトレードを身につける割には、
講義の知識量はかなり薄く、人によっては
かなり物足りなく感じてしまいそうです。
2.WEBセミナーに参加する(録画視聴可)
「FXマスターブック」を教科書として使ったWEBセミナーを
月三回、木曜日に開催し、これにより文字だけでは伝わりにくい
内容を補完していく様です。
3.最新情報レポートで知識を相場に当てはめる
毎週土曜日と水曜日に講師の相場解説レポートを配信し、
自身による相場分析と、講師による相場分析を照らし合わせて
修正することができるそうです。
これにより、自身のトレードの腕前をブラッシュアップすることができます。
一方でこのSTEP3についても、講師のトレードの腕前によっては
誤ったトレードの分析方法を身につけてしまう恐れがあるので、
タイチ氏のトレードの腕前が不明な以上、このステップに有効性や
優位性が必ずしもあるとは言い難いです。
ミリアカでは実践編の以上の3つのステップを繰り返すことで、
トレードの腕前を向上させていく様です。
ミリアカの全サービスまとめ
最後に、ミリアカのサービスについてまとめて紹介します。
・タイチ氏による全11章のFXの教科書「FXマスターブック」
・月3回のリアルタイムWEBセミナー
・毎週水・土曜日の講師による相場解説レポート
・初学者プログラム
・タイチ氏による最新のファンダメンタル分析の徹底解説「タイチレター」
・タイチ氏によるトレードルーティーンの生配信「ロンドンルーティーン」
・全国のミリアカ仲間が気軽に集まるオンラインサロン「ミリアカバル」
・地元の仲間と交流し共に成長できる地域交流会
・会員限定Facebook
「ミリアカ アチーブメントコース」ではご説明した通り、
FXトレードの基礎を1年かけて身につけていくという
コース内容となっています。
ランディングページの最後では、ミリアカの全サービスを他社比較で
換算すると1,254,000円の価値だそうですが、はっきり言って
根拠がありません。
一方で、ミリアカの受講料は年間で272,000円となっており
1年という受講期間で考えると比較的良心的ではあります。
ただし、今回お伝えしたミリアカのセールスポイントや
最後にお伝えしたミリアカの全サービスは、
他のオンラインサロンやFXスクールで用意されているものと近く、
タイチ氏のトレードの実力も不明ですので、
このカリキュラムがどれだけ有益かは不明です。
1年という期間でじっくりと基本的な部分から学べますので、
横のつながりを作って徐々に学んでいきたいという目線の方であれば
参加を検討してみてもいいかもしれませんが、
タイチ氏のトレード実績やミリアカの実際の受講生の感想をお調べして、
本スクールの他社との優位性をしっかりと確認したうえで、
検討されるのが良いと思います。
引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
題材(テーマ)などのリクエストも受け付けておりますので
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商材タイトル:ミリアカ アチーブメントコース
販売元:株式会社TED ミリアカ事務局、タイチ
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