JOKER(ジョーカー)【検証と管理人評価】

 

 

商材概要

 

相場をダマシて10万円を3億円に?!完全自動売買EA「JOKER」

 

こんにちは。

 

FTK管理人の君川です。

 

 

株式会社Logical Forexから、悪用厳禁のイカサマシステムを用いて
世界初・相場のダマシを逆手に取って10万円を3億円にするという
完全自動売買EA「JOKER(ジョーカー)」が、リリースされました。

 

株式会社Logical Forexは自動売買EAを主に取り扱う、
クロスグループの子会社ですが、
このブログをご覧いただいている方は既にご存知かと思いますが
クロスグループのオファーは過激で誇張気味なランディングページで
煽って販売するわりに、コンテンツのクオリティが低く広告通りに稼げない

という悪評が多いです…。

 

株式会社Logical Forexの商品もこのクロスグループの特徴の例に
漏れませんが、今回もランディングページの冒頭から

 

・10万円が3億円の完全自動収入
・100%ほったらかしでOK
・12年間毎年無敗
・モデリング99.9%

 

などと、過激な数値実績を前面に売り出しています。

 

当然ながら、こういった数字を鵜呑みにすると
痛い目を見るのは明らかです。

 

12年間毎年無敗というのはおそらく過去の相場のデータをもとに検証した
バックテストでの結果を指していると思われますが、
12年間毎年無敗と謳うにも関わらず現在の相場でのリアルな運用結果は
モザイクだらけと一切信頼できる要素が見当たりません。

 

 

また、商品の一撃の運用実績を示すかのような紹介画像ですが、
5分足という短期間で50pips前後の非現実的な値動きや、
100ロットという日本円に換算して約1億円という
初心者がとても持ち得ないような資金での運用など、
非現実的な数字となっており、こうしたオファーに慣れていない
初心者に誤解を与えることを狙ったような画像となっています。

 

 

 

 

このように、今回の商品のコンセプト通り、イカサマなやり口で
購入者をダマシているかのようなオファーを連発しているのが
残念ながら株式会社Logical Forexの実情であります。

 

 

なお、今回の商品の監修を務めるのは工藤総一郎氏ですが、
ランディングページ上ではプロトレーダー兼天才エンジニアと
紹介されているものの、工藤総一郎氏は株式会社Logical Forexから
販売される商品の販売責任者を務める、完全に内部の人間です。

 

工藤総一郎氏についてインターネット上で検索しても
クロスグループ以外の経歴が見当たらず、トレーダーやエンジニアとしての実力は
一切わからないどころか、クロスグループの商品の評判から判断して
むしろその実力に不信感を抱いてしまいます。

 

それだけの天才エンジニアなのであれば、
クロスグループから販売されるEAやインジケーターは
優位性が高く、勝てると評判になってもおかしくありませんが、
そのような口コミや評判は皆無と言って等しいです…。苦笑

 

 

この時点で今回の完全自動売買EA「JOKER(ジョーカー)」にも
稼げるEAとして期待を寄せることが一切できませんが、
ここからはJOKER(ジョーカー)のロジックについて検証していきます。

 

 

 

「JOKER」は相場のダマシの瞬間を狙った自動売買EAだが…

 

「JOKER(ジョーカー)」は、相場のダマシの瞬間を狙った
逆張りの自動売買EAということです。

 

ダマシについて軽く紹介しようと思いますが、
これまで反発をくり返していた価格帯をブレイクアウトして、
新たなトレンドが発生したと思いきや、再び元の価格帯に押し返される
といった状態を指します。

 

FXをやったことがある方であれば、ほぼご経験されているかと思います。

 

 

 

 

ブレイクアウトした瞬間にトレンドの発生を見越して
順張りにエントリーしたトレーダーが騙された
と感じることが語源となっています。

 

「JOKER(ジョーカー)」は、3つの独自のイカサマシステムを用いて、
このダマシの瞬間を見極めるとのことです。

 

ここからその3つのイカサマシステムについて
簡単に触れさせていただきます。

 

 

フェイクタイム

 

「JOKER」は、三大市場のうち、東京市場のみ空いている、
日本時間の8時から16時の間を狙ってトレードを行います。

 

なんでも、ロンドン市場やニューヨーク市場はプロトレーダーが多く、
東京市場はダマシに引っかかりやすい初心者トレーダーが多いから
というのが理由だそうです。

 

しかし、東京市場にダマシに引っかかりやすい
初心者トレーダーが多いかと言われればそうではありません。

 

どれだけ日本のトレーダーを馬鹿にした発言なのか
ちょっと神経を疑うような内容です…。

 

相場の値動きを発生させているのは、個人トレーダーの他に
多額の資金を運用する金融機関などの機関投資家など様々ですが、
その中でも機関投資家の影響が大きく、
東京時間には初心者トレーダーが多いという理論は
おかしいと言わざるを得ません。

 

そして、相場をダマシ放題、という書き方がされていますが、
個人トレーダーが数百人JOKER(ジョーカー)を運用したところで、
ダマシを発生させられる程の影響力もありません。

 

ご存知のとおりダマシが発生しやすい時間帯というものもありませんので、
結局東京時間に限定してトレードを行うトリックタイムの機能には
一切の優位性がないと言えるでしょう。

 

 

フェイクライン

 

フェイクラインは、初心者トレーダーが引いて
ダマシに引っかかりやすいような水平線ラインをEAで再現し、
エントリーポイントを探るという機能です。

 

 

 

 

画像から推察するに、フェイクラインの機能では、
ブレイクアウトの判断となる水平線上で、相場の方向とは
逆方向にエントリーするようです。

 

また、EAのロジックの根幹を否定することになりますが、
ダマシを狙った逆張りトレードは基本的には逆張りの手法であり、
頻度としてもそうそうあるわけではなく、
極めてリスクの高いトレード手法です。

 

水平線の価格帯でダマシを想定するというフェイクラインの機能は、
ただでさえリスクの高いダマシを狙ったトレードに対して、トレード
に対するリスク管理が全くされていない危険な機能のように感じます。

 

特にこうした水平線を抜ける際というのは
強いファンダメンタルで相場の方向性が決まっている
というケースも多く、何も考えずに逆張りをするのは
大変危険だと言えるでしょう。

 

 

ダブルダウン

 

3つ目の機能はダブルダウンという、いわゆるナンピンの手法で
ポジションを増やし、大きく利益を狙いに行くという機能です。

 

 

 

 

先ほどお伝えした通り、通常はトレンドの発生と判断されるタイミングを
ダマシと判定するのは根拠のないリスクのある手法ですが、
この逆張りの手法に対してさらにリスクを取ってポジションを増やすというのは
自らすすんで資金を失いに行っているようなものです。

 

ポジションを増やすことで多く資金を獲得できると錯覚させ、
稼げるEAであることをアピールしたいだけのように思えます。

 

 

 

「JOKER(ジョーカー)」のロジックは資金を失うリスクが大きい

 

「JOKER(ジョーカー)」は、相場のダマシの瞬間を狙った
逆張りの自動売買EAとなっていますが、トレンドの発生であるか
ダマシであるかを判定するためのフェイクラインやトリックタイムの機能は、
現実味がなく有効性がとてもあるようとは思えないものです。

 

相場がダマシであるかダマシでないかについてを判定する方法として、
出来高やオシレーター系の指標を利用する手法が挙げられますが、
「JOKER(ジョーカー)」ではそれらの指標を用いてダマシを判定する
ロジックすら搭載されておらず、実際にはダマシを狙うような機能は
搭載されていないように感じます。

 

 

また、ダマシと呼ばれるようなシーンはそこまでの頻度で訪れるわけではなく、
そこまでの頻度で発生しないからこそダマシと呼ばれる所以です。

 

そして、稼げるトレーダーに必要な要素とは、
相場でしばしば発生するようなダマシの状況をいかに事前に察知できるか、
そして仮に発生したとしてもいかに柔軟に対応できるか
ということです。

 

初めからダマシありきでトレードを行う
「JOKER(ジョーカー)」のシステムは、
勝てるトレードの本質を見失っているでしょう。

 

よく機関投資家が初心者の個人トレーダーを狩るために
テクニカルの騙しを発生させているといったことを実現できるんだ
と錯覚させて商品を購入させようとする意図があるのではないか
と疑ってしまうような内容です。

 

 

このように稼げるEAどころか資金を失うリスクの高い
と思われる、今回のEAの値段ですが、

 

327,800円(税込)

 

と、クロスグループらしい価格設定です。

 

 

相場の反転を狙った逆張りのトレードは、初心者には難易度が高く
リスクも大きいですので、まずは相場の方向に沿った
順張りのエントリーの手法を前提に、リスク管理と相場予測の力を
身につけた方がよっぽど確実です。

 

最近のクロスグループのオファーは、とにかく
初心者トレーダーや少し知識がついたトレーダーから
商品代金を奪い取ろうという思惑が強く感じられる
オファーがほとんどです。

 

一度冷静になって考えてみることをお勧めします。

 

 

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