マイノリティ・ストラテジークラブ シーズン2(MINORITY STRATEGY CLUB SEASON2)【検証と管理人評価】
商材概要
商材タイトル:マイノリティ・ストラテジークラブ シーズン2(MINORITY STRATEGY CLUB SEASON2)
販売元:株式会社VIA、米田彰洋、及川圭哉、K氏
FXismの最新プロジェクト「マイノリティ・ストラテジークラブ シーズン2」
こんにちは。
FTK管理人の君川です。
株式会社VIAからリリースされた最新FXオファー
「マイノリティ・ストラテジークラブ シーズン2」について
本日は検証していきます。
株式会社VIAというと聞き馴染みがないかもしれませんが、
大手FXサロンであるFXismが手がけるFXオファーです。
一方、主宰するのはFXismの代表である及川圭哉氏ではなく、FXismの
講師や運営として携わる香港K氏です。
ランディングページによると20代から金融・トレード関係の
職種で活動しており、現在は独立して金融機関向けのコンサルティング
法人を運営しているようです。
今回のオファーのコンセプトにもなっている通り、香港K氏のトレード指針は
「大衆の逆を突け!」となっており、大衆のポジション動向と逆方向に
ポジションを保有する逆張り型のトレードスタイルのようです。
また、FXism代表である及川氏が短期保有ハイレバレッジ型の
トレードであるのに対して、香港K氏は中長期でじっくりと利益を伸ばす
スイング型のトレードのようです。
なお、シーズン2とある通り、今回のオファーは
「マイノリティ・ストラテジークラブ」という過去にリリースされた
オファーの再募集となっています。
シーズン2や2期生の募集と聞くと、信頼や実績のあるオファーのような
印象ですが、必ずしも人気だから再販されるというわけではないので
しっかりと内容を見定めてから参加するかを決めましょう。
例えば、ドル円のチャートとポジショングラフを用いて、
個人投資家が買うほどチャートが下がり、個人投資家の買いポジションが
増えると価格が下落し、売りポジションが増えると価格が上昇する、
ということから「大衆の逆を突け!」というキャッチコピーの正当性を
説いていますが、
価格が下がったから個人投資家の買いが増え、価格が上がったから
個人投資家の売りが増えたという解釈もできるでしょう。
私たちが普段買い物するときも割引されたものや近所のスーパーで
商品同士を見比べて、割安感のあるものを購入するように、
一般的な投資家も、金融商品の価格が下落すると割安であると感じて
買いが増える傾向にあり、これは至極当然の現象と言えます。
トレードの利鞘を積極的に狙うヘッジファンドがトレードの判断材料として
個人投資家のポジション比率を見ることもあると思いますが、
必ずしも個人投資家を食い物としているというわけではありません。
「大衆と逆をつけ!」といったような逆張りのキャッチコピーは、
その他のオファーと比べると特別感や優位性があるように一見思えますが、
必ずしもその手法が有効性があるとは限りませんので鵜呑みにしないことが
重要です。
他にも香港K氏は過去の対談動画など公の場でユーロ高やビットコインの
価格上昇を予測し、それが的中したといった実績が記載されていますが、
こちらもファンダメンタルやテクニカルをある程度知っている
トレーダーならば予測することは可能なものとなっています。
大衆の逆を突け!とはいうものの、香港K氏は結局のところ
ファンダ・テクニカルの双方を駆使した王道のトレード手法を
得意とするスイングトレーダーなのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、ここからは「マイノリティ・ストラテジークラブ
シーズン2」の具体的なオファー内容について検証していきます。
トレード自体は一般的な指標を用いた逆張りトレード
「大衆の逆を突け!」とはいうものの、具体的にどのようにトレードを
行うのでしょうか?
具体的には、パブリックバイアスとK’sピボットの2つの指標で
トレードを行うようです。
パブリック・バイアス
パブリック・バイアスとは直訳すると「大衆の見方」となりますが、
個人投資家のロングポジション比率と値動きグラフを用いて
大衆の相場観を把握するものとなっています。
ロングポジションに比率が高まると価格が減少し、比率が低くなると
価格が上昇するという傾向を基に売買の方向性を決定します。
K’sピボット
ピボットとは過去の値動きからレジスタンスラインやサポートラインを
自動で算出・描画するテクニカル指標ですが、
こちらを有効性が出るように香港K氏が変更したものが
K’sピボットのようです。
このピボットを根拠に価格が上昇すれば売り、下落すれば買いと
逆張りの売買を行っていくようですが、
パブリック・バイアスとピボットのどちらも、テクニカル指標そのものは
インターネットや取引所のテクニカルツールとして無料で利用できるもの
となっており、ツールそのものには特段の優位性はありません。
上の画像も、基本無料で利用できるTradingviewが提供するPIVOTです。
パブリック・バイアスとピボットの使い方を香港K氏から学べる点が
本オファーの特徴となりますが、結局のところその使い方で勝てるかは
香港K氏の腕前にかかっているといえるでしょう。
結局のところ香港K氏の腕前次第
「大衆の逆を突け!」を謳う「マイノリティ・ストラテジークラブ シーズン2」
ですが、具体的なロジックは個人投資家のポジション比率とピボットと
比較的利用者の多い一般的な指標を組み合わせたものでした。
その他にも、香港K氏が毎週末に刊行する「100万ドルレポート」で
香港K氏の相場観やトレード戦略を知ることができる、
K氏のエントリーポイントがわかる「K’s BRAIN」が本オファーには
同梱されていますが、
結局はトレードのマニュアルと、リアルタイムトレード配信といった
よくあるFXオファーを言い換えたものと言えるでしょう。
最終的に本オファーに参加する価値があるかは香港K氏の実力次第です。
なお、本オファーの参加費は272,800円(税込)となっています。
なかなかの高価格ですね…。
本オファーで学べるのは主にポジション比率とピボットをどのように
トレードで実践するかについてや、ファンダメンタルの知識となりますが、
27万円以下でよりボリューム多くトレードの基礎が学べる
オファーは多数あります。
香港K氏の実力次第と言えますが、あくまでボリュームという観点で
いうと割高感が否めないでしょう。
参加者の多い大手FXサロンのFXismのオファーだけあって
魅力的に映る今回のオファーですが、ブランドに惑わされて
銭失いとならないよう、しっかりとそのオファーの内容を把握してから
購入するかを決定しましょう。
引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
題材(テーマ)などのリクエストを受け付けておりますので
お気軽にいつでもお問合せください。
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