須藤流FX道場【検証と管理人評価】

 

 

商材概要

 

クロスリテイリング講師、須藤一寿氏のFX塾がスタート

 

多くのトレーダー講師陣を抱えるクロスリテイリング株式会社。

 

同社より、3カ月間FX塾の募集がスタートしました。

 

今回スタートしたFX塾は「須藤流FX道場」と名付けられており、
クロスリテイリング社の中でも、年間6,000pips以上という
素晴らしい成績を記録しているという、須藤一寿氏が塾長を務めます。

 

ランディングページでは、須藤一寿氏の実績として
2015年7月から2016年6月までの年間取引結果と、
2019年1月から5月までの実績が掲載されています。

 

2015年7月から2016年6月までの1年間の実績は
テキストデータとなっているため、信ぴょう性には欠けますが
もしもこのデータが本当であれば須藤一寿氏の実力は
本物であるといっていいでしょう。

 

 

 

とはいえ、2017年、2018年と実績が抜けており
何故かその間を飛ばして、いきなり2019年1月から
直近5月までの実績が開示されているのは違和感を感じます。

 

 

この間、運用成績がおもわしくなかったのかと思い
個人的に調べてみたところ、どうやら2017年末から
シグナル配信サービスをしていたようで、
その結果は悲惨なものだったようです。

 

ネットで検索すれば、須藤一寿氏のシグナル配信について
多くの口コミが確認できますが、
中には資産を吹っ飛ばしてしまった人も出ているようですね…。

 

 

シグナル配信というのは、そのトレーダーの“実力”が露呈されます。

 

シグナル配信を行う人間には小手先のスキルだけではなく、
メンタル面の強さも求められます。

 

他人の資産を預かる責任があるわけですから、
自身の資産だけで運用するのとはワケが違います。

 

メンタル面弱い配信者は、あまりのプレッシャーの重みに耐えられず
自身のルールを見失い、冷静な判断ができず
本来のパフォーマンスを発揮することはできません。

 

おそらく、須藤一寿氏もそのプレッシャーに押しつぶされてしまったのでしょう。

 

結果的に、そのシグナル配信サービスは1年目を区切りに「中止」余儀なくされました。

 

 

2017年、2018年の間の実績が抜けている理由は
そのシグナル配信“大コケ”してしまったからなのでしょう。

 

しかし、須藤流FX道場のランディングページではその事実については
一切触れておらず、『都合の良い場面』だけを掲載しているようです。

 

トレーダーとしてだけではなく、講師として誠実な人間であれば
調子が良い場面だけではなく、調子が悪い場面も全て公開し
その上で生徒を募集するものです。

 

「臭い物に蓋をする」と言わんばかりの須藤流FX道場

 

オファーの期待値以前に、須藤一寿氏、
ならびにクロスリテイリング社のモラルの程度が計り知れますね。

 

 

 

須藤一寿氏の手法は、王道的なプライスアクション

 

須藤流FX道場で学べる須藤一寿氏の手法は、王道的なプライスアクションです。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、須藤一寿氏は
2017年のシグナル配信をスタートする前に
ザ・シークレットFXという裁量マニュアルを販売していました。

 

そのザ・シークレットFXで公開している手法も
プライスアクションであり、酒田五法王道的なパターンへ
独自のアレンジを加えたものを教示していました。

 

トレーダーの間では、酒田五法優位性は広く認知されています。

 

 

ちなみに、今回の須藤流FX道場で学べる手法も
ザ・シークレットFXで公開していた手法と大きくかわりません。

 

須藤一寿氏の手法は合計4パターンに集約されています。

 

・パターン1:カラカサ、トンカチ
・パターン2:1イチ-谷、1イチ-山
・パターン3:2イチ-谷、2イチ-山
・パターン4:1ニ-谷、1ニ-山

 

 

パターン1は名前の通り酒田五法のカラカサ、トンカチです。

 

パターン2~4は、須藤一寿氏独自の言い回しのものですが
2は包み線、3は3本一組包み線、4は三川の「明けの明星・宵の明星」
それぞれアレンジを加えたチャートバターンです。

 

これらの4つのパターンから、トレンド転換ポイントを判断し
高値圏・安値圏での反発を狙って仕掛けていくのが
須藤一寿氏ロジックとなっています。

 

 

 

須藤流FX道場へ参加するメリット

 

須藤流FX道場へ参加するメリットは須藤一寿氏から
より近い距離手法学べるというところでしょう。

 

須藤流FX道場のコンテンツでは

 

・須藤一寿氏が引いているライン配信
・直近相場の振り返りレポート
・週間トレード戦略レポート
・オンライントレーニング配信
・会員一人一人の個別トレード診断
・会員それぞれに合わせた個別プランの提供
・手法解説&リアルトレード動画配信
・全国セミナーツアー
・情報交換食事会

 

などなど、定期的なレポート配信やトレード動画配信、
1対1のコンサルティング、対面セミナーや食事会など
須藤一寿氏から“直”にチャートパターン分析を学べる環境が整っています。

 

 

そして、須藤一寿氏はこの塾の期間を3ヵ月間と設けており
この短期間で参加者全員「勝率90%、月利100%」
実現できるようになると断言しています。

 

そして、それが実現できなければ
参加費用を全額返金するという強気な返金保証も完備。

 

参加費用は298,000円(税抜き)と決して安くありませんが、
これだけの返金保証が用意されているのであれば
参加してみる価値はあるかもしれません。

 

そこで、肝心の返金保証条件に目を通してみました。

 

 

 

ーFX道場返金に関してー

 

(1)トレード添削をプロジェクト実施の3ヶ月間で合計6回以上の利用
(2)毎週行われるライブ配信内で出題された課題を次のライブ配信で解答が出るまでに取り組み、課題を提出
(3)(1),(2)の条件を満たした後、Myfxbookに登録し、その登録情報の提出(注1)

 

(4)対象となるトレードは、推奨通貨ペアかつリアル口座でのトレードとする
(5)プロジェクト終了後、3ヶ月間の実践期間で250pips以上獲得実績がないこと(注2)(注3)
(6)プロジェクト終了後、3ヶ月間の実践期間で15回以上トレードを行っていること(注4)
(7)プロジェクト終了後、3ヶ月間の実践期間でトレードしたものは全て規定の項目を記載してトレードノートを付けていること(注5)(注6)(注7)
(8)(3)で提出した口座履歴の提出

 

(注1)口座番号も併せて提出が必要。myfxbookとの連携ができない口座の場合は口座番号がわかる口座履歴を提出
(注2)損失pipsは計上しない、純粋な獲得pips
(注3)プロジェクト終了後とは3ヶ月のカリキュラムが完了した時点
(注4)5分足以下でトレードをする場合は、【60回】以上トレードを行っていたか
(注5)トレードノートの形式は問いませんが、実践期間終了後にデータで提出していただきます
(注6)紙ノートで記載した場合は、各ページを写真に撮ってをお送りください
(注7)規定項目:トレードした際のチャートのキャプチャ画像,トレード日時,トレードした通貨ペア,トレードを行った時間足,自身で引いたラインの価格,なぜそこにラインを引いたのかの根拠,どのパターンでエントリーしたか(カラカサ、トンカチ、1イチ-谷、1イチ-山、2イチ-谷、2イチ-山、1ニ-谷、1ニ-山)、エントリーと決済の価格、エントリーと決済の根拠

 

引用元・須藤流FX道場 公式サイト

 

 

毎週の課題提出や、Myfxbookの登録&登録情報の提出、
推奨通貨ペアかつリアル口座でのトレードする、
3ヶ月間のトレードの全て規定の項目を記載してトレードノートを付ける、
5分足以下でトレードをする場合は、【60回】以上トレードを行う、

 

トレードした際のチャートのキャプチャ画像、トレード日時、トレードした通貨ペア、
トレードを行った時間足,自身で引いたラインの価格、
なぜそこにラインを引いたのかの根拠、どのパターンでエントリーしたか、
エントリーと決済の価格、エントリーと決済の根拠を提出など…

 

正直、返金条件が細かすぎますし、この条件のいずれか
一つでも欠ければ返金を受けることはできません。

 

トレード経験浅い人には、かなり厳しい内容になっています。

 

 

さらに、見逃してはならないのが
「3ヶ月間の実践期間で250pips以上獲得実績がないこと」
「損失pipsは計上しない、純粋な獲得pips」

といった記載が見受けられる点。

 

つまり、3ヵ月の受講期間内に行ったトレードにおいて
損失分は計算に含めず、獲得pipsだけで考えた場合に
250pips以上の利益が出ていれば返金対象から外れることになります。

 

 

極端な例ですが、もしもこの間の運用で利益250pips、損失1,000pipsという結果で
トータルでマイナスだっとしても、250pips以上利益を獲得したという事実があれば
返金を受けることはできないということです。

 

これはあまりにやり口が汚いというか、
「ひとり残らず勝率90%月利100%を3ヵ月で達成させる!」と
豪語しているわりには、セコ過ぎるように思います。

 

 

須藤一寿氏自身の“過去の汚点”を伏せたまま
この手法で勝率90%、月利100%を達成できると
言い切ってしまっている時点でアウトですが、

 

参加者にとって全くフェアではない保証を設けて
堂々と募集を募っているあたり、はっきり言って解せませんね。

 

とてもではありませんがおすすめできる塾ではありません。

 

 

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