トレンドスター(TrendStar)【検証と管理人評価】
商材概要
商材タイトル:トレンドスター(TrendStar)
販売元:杉田順一
通貨の相関係数をチェックすることで根拠のある運用を
FXトレードにおいて重要な指標として認識しているトレーダーも多い
「通貨の相関係数」。
相関係数とは、こちらの通貨ペアが上昇すると、こちらの通貨ペアが下降する
逆にこちらの通貨ペアが上昇すると、こちらの通貨ぺばも上昇するといったように
ある通貨と別のある通貨の動きの同期率を数値化して表したものを指します。
例えば、ドル円とユーロ円は「逆相関」の関係といわれており
ユーロの価値が上がれば、ドルの価値が下がるといった特徴がみられますね。
ユーロとドルのように、2種のデータ列の類似性(相関)を示す統計学的指標で
-1.0から1.0までの実数値を取ります。
以下のサイトなどで、通貨の相関係数が一覧表で確認できます。
2つのデータ(通貨)の相関係数が1.0に近い場合は「同じ動きをしている」
つまり『正の相関』があると判断でき、
逆に2つのデータ(通貨)の相関係数が-1.0に近い場合は「逆方向の動きをしている」
つまり『負の相関』があると判断することができます。
※ドルとユーロは『負の相関』ということになります
そして、2つのデータ(通貨)の相関係数が0に近い場合は
「相関性がない」ということを表しています。
こちらのクロス円の表の場合、
ユーロ円とカナダドル円、スイスフラン円は0.9以上となっており、
次いでドル円と豪ドル円、カナダドル円が0.8以上となっていますね。
ですので、これらの通貨には現時点で「同じ動きをしている」ため
『正の相関』であることがわかります。
逆に、トルコリラ円とメキシコペソ円は-0.54となっており
「逆方向の動きをしている」つまり『負の相関』だとわかります。
ちなみに、レバレッジを使って取引しているトレーダーはリスクヘッジのために
リスク分散を行う人が多いと思いますが、
その判断材料としても「相関係数」は有効ですね。
相関係数が1.0に近い通貨ペアを、それぞれ「買い持ち」「売り持ち」することで
一方が損失となってしまったとしても、
もう一方の利益で相殺することができるというわけです。
100%のトレンドを予測できるというトレンドスター(TrendStar)
現在、トレンドスター(TrendStar)というバイナリーオプションと
FX兼用のトレードシステムがちょくちょく売れているようです。
システム開発者であり販売者は杉田順一氏という人物。
杉田順一氏はトレンドスター(TrendStar)の他にも
数多くのトレードシステムの販売実績があるようですね。
杉田順一氏の商品紹介サイト&ブログから確認できます。
・Planet Home | 『為替で稼ぐをデザインする』FXバイナリーオプションで稼げるチャートのプラネット
・ブログ | 『為替で稼ぐをデザインする』FXバイナリーオプションで稼げるチャートのプラネット
今回のトレンドスター(TrendStar)は『通貨の相関性理論』という
ちょっと聞きなれない独自の理論によるトレンドフォローシステムとなっており、
「通貨の相関係数」をベースに構築されているようです。
チャート上に3つの通貨ペアの平均線を表示し
トレンドが発生したところで、「★マーク」が点灯します。
トレードルールはいたって単純で、この★マークが点灯したところでエントリー、
★マークがが消えたところで決済となります。
監視する通貨ペアは
・豪ドル/豪ドル円/ドル円
・ユーロドル/ユーロ円/ドル円
・ユーロ英ポンド/ユーロドル/英ポンドドル
の合計9通貨ペアで、それぞれ3つのチャートから
エントリーチャンスを狙っていきます。
前述したとおり、相関係数分析には確かに優位性があり
トレンドの判断やリスク管理などの判断材料として
活躍する指標であることは事実です。
しかし、相場に「絶対」がないように、この通貨とこの通貨には相関がある
この通貨とこの通貨は逆相関だといわれていたとしても、
必ずそのように動くという保証はありません。
あくまで指標であり、目安です。
しかし、杉田順一氏は「100%」と断言しています。
どんな優秀なテクニカルやツール・システムを用いたとしても
「100%」は絶対にありえません。
さらに、ランディングページで紹介されている
トレンドスター(TrendStar)のチャート画面は
どれも“明確なトレンドが発生している場面”のみを
掲載しているような印象を受けます。
100%のトレンドを体験できるとうたうトレンドスター(TrendStar)ですが、
その実績を証明するフォワード実績もありませんし
現状のランディングページの情報だけでは
このシステムの優位性を判断することは難しいでしょう。
杉田順一氏の商材の共通点
これまで数多くをリリースしている
杉田順一氏の商材にはある共通点があります。
それは、
・フォワード実績非公開
・明確なロジックの開示を行わない
・独特の言い回しと説明
です。
今回のトレンドスター(TrendStar)でも同様ですね。
まず、フォワード実績を一切開示していない中で
トレンドを100%判断できるというような説明や、
自分自身の理論が100%正しいというような説明が確認できます。
本当にそのロジックに優位性があり、
確実に結果を出しているシステムであれば
フォワード実績を開示してしかるべきです。
また、『通貨の相関性理論』という独特の言い回しや、
自分本位で読み手に伝わりづらい手法解説など
商材販売者としての“不安要素”が垣間見れます。
ランディングページの言い回しや解説が曖昧だったり
わかりずらい販売者の場合、マニュアルの説明にも難ありなケースが少なく
サポートを利用しても的を得た回答を得らないことが多いです。
そういった商材では、スキルのレベルアップは期待できませんし
特に右も左もわからない初心者の場合ですと
お金をドブに捨てるような結果なることは確実です。
まぁ何より大切なのは「結果を出せる手法かどうか」ということろですが、
杉田順一氏の場合ですと公式サイトやブログでも
自身のフォワード実績を公開していませんし
本当にFXやバイナリーオプションで勝っているトレーダーかどうかわかりません。
それでいて、トレンドスター(TrendStar)の価格は48,000円と高額。
クオリティを考えれば割高なシステムですね。
引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
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