ARIES(アリーズ)豪ドルペアのFX自動売買システム【検証と管理人評価】

 

 

商材概要

 

トレーダー、取引ルール非公開の謎のEA
「Aries(アリーズ)豪ドルペアのFX自動売買システム」

 

こんにちは。

 

FTK管理人の皆川です。

 

 

正体不明、自称トレード歴10年以上のFXプロトレーダー監修で、
一般社団法人為替・暗号通貨協会から公開されている自動トレードシステム
「ARIES(アリーズ)豪ドルペアのFX自動売買システム」
本日は取り上げたいと思います。

 

最近はクロスグループ関連のオファーが多かったので
そちらの検証記事が多くなってしまっていましたが、
他のオファーについても取り上げたいと思っています。

 

 

まず、販売元である一般社団法人為替・暗号通貨協会は、
為替や暗号通貨に関する勉強会の開催為替・マイニングソフトなどを
主たる事業としている法人のようです。

 

一般社団法人というこうした業界では珍しい事業形態ですが、
一般的な株式会社が営利法人と呼ばれる事業形態であるのに対し、
一般社団法人は非営利法人というくくりとなっています。

 

しかし、一方で必ずしも公益的な事業を展開する必要はなく、
獲得した収益を給与や役員報酬として労働報酬にすることができる上に、
設立後に行政から監督・指導を受けることもありません。

 

一般社団法人というと一見公益性のあるボランティアのような
響きがありますが、必ずしもボランディアのように公益性や信用のある
団体というわけではないのでその点は注意が必要です。

 

 

また、一般社団法人為替・暗号通貨協会の実績や評判について
事前にインターネット上で調べたところ、過去に開催したセミナーや
販売したオファーの評判は見当たらず、公式サイトと
今回の自動売買に関する情報しか見当たりませんでした。

 

となると、気になるのは今回の自動売買の開発を監修したという
FXトレード歴10年のトレーダーですが、残念ながら監修者の情報は
ランディングページ上で一切公開されておりません。

 

なお、公式サイトによると一般社団法人為替・暗号通貨協会のセミナーは
元保険の営業マンでファイナンシャルプランナーの資格を有するという
理事によって開催されておりますが、この人物が商品の監修をされたのでしょうか?

 

一般社団法人為替・暗号通貨協会の関係者として公式サイト上に記載があるのは
代表理事の吉川拓氏、もしくは先述の理事にあたる足立貴浩氏のいずれか
ということになりますが、インターネット上では両名ともにトレーダーとしての
経歴や実績は確認できませんでした。

 

そもそも保険の営業マンやファイナンシャルプランナーだと言っても
トレードができるとは限りません。

 

 

実力が不明となっているトレーダーの裁量トレードが
システム化されたという、謎だらけの今回のオファーではありますが、
「Aries(アリーズ)豪ドルペアのFX自動売買システム」
ランディングページに記載されている内容からロジックを検証していきます。

 

 

 

「Aries(アリーズ)」は豪ドルを対象としたロジック不明の自動売買EA

 

「Aries(アリーズ)豪ドルペアのFX自動売買システム」はその名のとおり
豪ドルを取引通貨としてデイトレードを行う自動売買EAとのことです。

 

一方、自動売買EAにはトレード歴10年以上のプロトレーダーの取引ルールが
プログラムされているとの記載はあるものの、具体的な取引ルールは
一切公開されておりません。

 

EAにどのようなロジックが実装されているかが不明の状態で、
チャート上にもエントリーの根拠となるインジケーターやサインは
非表示ですので、完全EAにお任せの仕様となっています。

 

また、採用されている取引ルールが非公開となっているため、
レンジに強いのか、トレンドに強いのかといった優位性も分からず
取引ルールのON、OFFや、パラメーターを調整するといった
カスタマイズもできません。

 

ランディングページ上に掲載されているバックテストの
実績データから、このEAが勝てるかどうかを判断するしかありません。

 

 

掲載されているバックテストのデータによるとAries(アリーズ)の運用実績は
平均月利5.51%とまずまずの成果となっており、またコロナ禍における
不安定な相場においてもプラスの運用実績であったとのことです。

 

気になるのは果たしてその運用実績の数値が信憑性のあるものかどうか
という点ですが、2020年7月以降の実際のEAの運用結果である
資産曲線がランディングページ上で公開されています。

 

 

 

 

また、バックテストにおいても2013年6月から2021年6月末までの
全レポートも希望者に対して配信しているようです。

 

しかし、全レポートデータを取得するためにLINE登録をしてみたのですが、
あまりにも友だちの数が少なく驚きました…。

 

プロモーションが上手ではないようですので、
そこまで注目されていないのでしょう…。

 

 

過去の相場においてEAの有効性を検証するバックテストは、
過去の相場にEAのシステムを適応させて稼働結果を良いように見せかける
カーブフィッティングが有効になるため
残念ながらバックテストのみの検証はあまり当てになりません。

 

全レポートデータというのも2021年6月30日までの
バックテストデータの全データが見てみたいというのもありますが、
2021年7月以降のフォワードテストの実績までももらえるとしたら
一定の信用の評価点になりそうではあります。

 

2020年7月以降、ほぼ右肩上がりの運用実績をあげているにも関わらず
EAを実際に購入した途端に利益を上げられないというのは考えにくいので、
ある程度の運用結果は期待できそうです。

 

なお、こちらの記事を記載させていただいている時点では
まだ全レポートデータは受け取っておりません。

 

せっかくレポートデータを提供しているのであれば、
最初からランディングページの方に掲載して欲しいものですが、
具体的な取引履歴が公開されていない現時点では
このEAの運用実績が完全に信頼できるものとは言い難い

結論づける他ありません。

 

 

また、重要指標発表時や要人発言のタイミングを通知する機能はなく、
値動きが発生してトレンドが崩れやすいこのようなタイミングでは
トレーダー自身でEAを停止させる必要があるとのことです。

 

取引ルール不明のEAを取り扱うような方はFX初心者と考えられますが、
そのような方が経済指標の発表や要人発言などのファンダメンタルで
トレードを中断するといった判断を行うのは難易度が高いように思えるものの、
購入者には稼働を停止すべきタイミングについては
公式LINEにて事前に配信を行うサポート機能が用意されています。

 

自動売買のデメリットとして、こうしたファンダメンタルに弱いことを
堂々と記載している点は一定の評価ができます。

 

 

 

実績データが信頼でき、資金の余裕があれば購入の余地ありか

 

「ARIES(アリーズ)豪ドルペアのFX自動売買システム」の自動売買EAは、
取引ルール不明、そして取引ルールを考案したトレーダーの正体も不明と、
中身がかなりブラックボックスなオファーです。

 

販売元である一般社団法人為替・暗号通貨協会についても
過去のオファーやセミナーの評価が確認できず、前評判をもとに
購入を判断できない状況となっています。

 

一方、月利平均約5.5%とまずまずの運用実績であることや、
バックテストなどのレポートも公開されており、
運用を停止すべきと言われるファンダメンタルの情報についても
公式LINEで配信されるなど、運営やサポート体制については
一定の信頼が寄せられそうです。

 

また、取引ルールに関しては購入者では調節できないものの、
取引に関する損切り幅やロットなどのパラメーターに関しては
調整できる機能が備わっています。

 

 

 

 

そして気になる今回の自動売買EAの値段ですが、

 

39,800円

 

と、比較的手の出しやすい価格設定となっています。

 

取引ルールが非公開となっている以上、トレードの勉強には一切活用できませんが、
自動売買EAでトレードを実践してみたいという方は、
購入を検討する余地があるかもしれません。

 

ただし、あくまで事前にバックテストなどの全データを受け取って
ご自身で検証し、納得した上で検討してください。

 

 

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