神威(KAMUI)【検証と管理人評価】

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神威(KAMUI) 評価

 

商材概要

 

作業時間0秒で年収1億円?!自動売買EA「神威(KAMUI)」

 

こんにちは。

 

FTK管理人の君川です。

 

 

株式会社Logical Forexより、作業時間は毎日0秒、資産1000倍を実
現し参加者を年収1億円の世界へと導くという最新作のFX自動売買
EA「神威(KAMUI)」
が、リリースされました。

 

当初から「億のサムライ」というタイトルでオファーの告知を行って
いましたが、今回の「神威(KAMUI)」のランディングページはかなり
和風テイストな構成となっており、これは今回の商品の監修を務める
倉本知明(くらもとちめい)氏をサムライトレーダーとして見立て
ています。

 

過去にもグローバル・ロイズ株式会社から「ネオスキャルピングFX」
というトレンドフォロー型のスキャルピング商材や、「画竜点睛」という
独自ロジックのインジケーターを販売しています。

 

また、本人がFXの手法解説を行なっているYouTubeチャンネルも
あるようですので、倉本知明氏の手法が気になる方は
覗いてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに過去に販売したオファーや本人の公式プロフィールでは
書道家トレーダーとして紹介されているにも関わらず、今回の商品では
書道筆ではなく日本刀を握っているのは何故なのでしょうか…。

 

 

何度かFX関連の商材を手がけており、ご本人もブログやYouTube
チャンネルの運用も行っている関係でそれなりの知名度があることから
本商品に注目が集まっているようですが、

 

残念ながら本商品の販売元である株式会社Logical Forexの関連商品は、
今回のように年収1億といった過激なキャッチコピーを毎回全面に出す一方で、
実際には全く稼げないといった芳しくない評価のものが目立ちます…。

 

そもそもランディングページの記載内容だけでもトレード戦略に
現実との乖離や戦略性に矛盾があったりとツッコミどころが満載です。

 

今回の「神威(KAMUI)」も例に漏れず、その自動売買ロジックや
トレード戦略はツッコミどころが多く存在しますが、ここからは
商品の具体的な内容について検証していきます。

 

 

 

「神威(KAMUI)」はフィボナッチを用いてトレンドフォローを行うとのことだが…

 

 

 

 

「神威(KAMUI)」では、相場が横ばいに推移するレンジ相場と、
1方向に推移するトレンド相場をそれぞれ収束、拡散という概念という
基準で判断し、この2つの相場を判別する「ツー・ウェーブ分析」をもとに
相場が拡散する相場だけを狙うトレンドフォロー型のロジックとのことです。

 

収束の対義語が発散ではなく拡散なのか、そしてそもそも収束・拡散と
名づける必要があったのかとツッコみたくなりますが、あくまで
それっぽい理屈であるように見せたいだけで、要するにレンジ相場と
トレンド相場を自動で見分け、トレンドフォローで値幅を大きく狙うとのことです。

 

ちなみに価格が収束するレンジ相場はダマシに合う確率が高いの損失を生む
という記載がありますが、レンジの上下限で逆張りのエントリーを繰り返して
レンジ分の値幅を地道に獲得するのも立派なトレード手法ですし、

 

無理にトレンド相場を狙ってダマシに遭うケースも往々にして存在しますので、
「レンジ相場は損失を生む」という記載は本商品のロジックに筋を通すための
無理矢理の理屈
であるように感じます。

 

 

そしてこのレンジ相場(収束)とトレンド相場(拡散)を見分けるために、
「神威(KAMUI)」ではフィボナッチを用いるとのことです。

 

フィボナッチとは、38,2%、50%、61.8%といった自然界を構成する黄金比を、
相場の波形にも当てはめることで値動きを予測する手法ですが、

 

 

 

 

「神威(KAMUI)」の考え方によると、従来のフィボナッチの手法では
フィボナッチの0から100の間で売り買いの注文が集中し、
値動きが収束のタイミングとなり負ける確率が高くなってしまうものの、

 

 

 

 

フィボナッチの0から100を超えたある黄金比のラインを判断基準とすることで
相場が反転するのか、トレンド相場が発生するのかを判別できるとのことです。

 

従来のフィボナッチの引き方では0から100の間は値動きが収束して
騙しが発生するとのことですが、

 

そもそも一般的なフィボナッチ・リトレースメントは値動きの一定期間の
最安値と最高値の間を0から100として設定するものですので、
定義からして0から100のレンジを超えず値動きが収束するのは当然でしょう。

 

また、フィボナッチ・リトレースメントは、例えば上昇トレンドから
一旦の調整相場に移行した際にどこまで相場が戻るかといった押し目買いや
戻り売りの判断に用いるのが一般的で、レンジ相場(収束)にて
フィボナッチを引くというケースはあまり一般的ではありません。

 

レンジ相場にフィボナッチを引く、一般的ではないケースを「従来の
フィボナッチ」
として、勝てない引き方として紹介するというのはそもそもトレードの現実から
かけ離れていて、商品を無理矢理勝てるツールであるように見せかけるための
悪意のある過剰演出としか思えません。

 

 

話は戻って本商品が唱える、フィボナッチの隠されし黄金比について
お話ししたいと思いますが、こちらの黄金比の設定方法は紹介画像から
フィボナッチ・エキスパンションがベースの手法を用いているかと思われますが、

 

そもそも正しくフィボナッチを引けているか怪しい本自動売買EAの
指す隠された黄金比のラインに有効性があるとは思えません。

 

 

ここまで紹介した、自動売買EAに採用されているトレードロジックに
戦略的有効性が認められない時点で「神威(KAMUI)」が稼げる自動売買EAとは
思えませんが、ここからは「神威(KAMUI)」に搭載されている
自動売買に関する機能を紹介したいと思います。

 

「神威(KAMUI)」では、FXだけでなく全ての金融商品が取り扱えるように、

 

・FX専用のロジック
・全金融商品対応のロジック

 

の2種類を搭載しており、それぞれに対して3つの機能が用意されています。

 

 

 

 

まずFX専用のロジック、通称「神威・無双ロジック」は、値幅が収束して
利益が狙いづらい「魔の4時間」の取引を停止する仕様となっており、加えて

 

・レンジ相場とトレンド相場を区分する「ツー・ウェーブ分析」を視覚化し、
フィボナッチを自動で描画する「無双オートフィボナッチツール」
・前日と当日のボラティリティを比べて高勝率に繋がる通貨ペアを認識する
「無双オートランキングツール」
・エントリーと決済を1クリックで完結する
「無双オートトレードツール」

 

の3種類の機能が実装されているとのことです。

 

本自動売買EAの「ツー・ウェーブ分析」や描画するフィボナッチに
そもそも利益を得るだけの有効性を感じないのはお伝えした通りですが、

 

高勝率に繋がる通貨ペアを、これまでランディングページで力説してきた
フィボナッチではなくボラティリティで判断するあたりも、
自動売買EAとのトレード戦略と矛盾しており商品として信用できません。

 

 

 

 

 

 

そして全金融商品対象のロジックには、1日単位の値動きに対してフ
ィボナッチを描画しているとのことです。加えて、

 

・1日単位の値動きに対して自動売買EAがフィボナッチを自動描画
する
「天上天下オートフィボナッチツール」
・相場の方向性を自動判断する
「天上天下オートジャッジメントツール」
・エントリー・決済を全て自動化する
「天上天下オートトレードツール」

 

の3つの機能が実装されているとのことです。

 

今の相場が買い相場なのか、売り相場なのかを判断する「天上天下オ
ートジャッジメントツール」はこちらも直近3日分のボラティリティ
から独自の計算式で判断しているとのことです。

 

もはやフィボナッチでもなんでもない上にボラティリティだけで判
断するとのことですが、ボラティリティだけで相場の方向性を判断で
きるとはとても思えません。

 

金融商品によってその値動きの特徴もかなり異なる全金融相場に対応
するために1日の相場でフィボナッチを引くという手法に関しても、
筋が通っておらず有効性があるとは思えません。

 

 

「神威(KAMUI)」で採用されている自動売買ロジックと、
ロジックが採用するフィボナッチの手法は稼げるだけの有効性があるとは
思えませんし、EAに搭載されているその他の機能も、
そもそもフィボナッチが利用されていないなど、
商品としてとても信用できません。

 

 

 

「神威(KAMUI)」には価格に見合うだけの稼げる素質があるとは思えない

 

「神威(KAMUI)」は独自のフィボナッチを用いてレンジ相場と
トレンド相場を判別し、トレンドの大きな値幅を狙う自動売買EAですが、

 

独自のフィボナッチ手法の有効性に根拠はなく、またランディングページの
記載内容や商品そのものの矛盾具合から、とても稼げる自動売買EAとして
信用できるものではありません。

 

 

今回の「神威(KAMUI)」の値段は

 

298,000円(税込)

 

と、業界屈指の高価格設定ですし、これだけのお金を支払ってまで
購入する価値のない、稼げない自動売買EAであるように思います。

 

参考までに過去に倉本知明氏がリリースしていたFX情報商材の
「ネオスキャルピングFX」には、同商品のロジックをEA化した
「FULLAUTOPROFIT NEO」という自動売買EAが同時販売されて
いましたが、こちらは32,800円(税抜)とまだ良心的したし、

 

移動平均線やプライスアクション、パラボリックなど多くの手法が
採用された、まだ本商品よりは倉本知明氏の創意工夫の感じられる
手の込んだオファーでした。

 

 

従来の手法と比較することで商品の優位性をアピールする宣伝手法
は多くのオファーで用いられていますが、紹介されている従来の手法
が正しく紹介されているかなど、広告内容が信用できるものかを判断
して購入に踏み切ってください。

 

 

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