吉田式・億のアインシュタインコード【検証と管理人評価】
商材概要
商材タイトル:吉田式・億のアインシュタインコード
販売元:クロスリテイリング株式会社、松野有希、吉田健史
1日わずか15秒で無限ATM?!「吉田式・億のアインシュタインコード」を検証
こんにちは。
FTK管理人の君川です。
クロスリテイリング株式会社より、自動売買EA・CFD取引オファー
「吉田式・億のアインシュタインコード」がリリースされました。
・無限ATMから好きなだけお金を引き出そう!
・1日1回わずか15秒で587万円
・カンタンに1億→3億→5億円
などなど、過激で強気なキャッチコピーや宣伝文句が特徴的な
クロスリテイリング株式会社のオファーの中でも、いつにも増して
稼げることを大々的に謳った過激なキャッチコピーとなっています。
なお、今回の「吉田式・億のアインシュタインコード」も、
少人数限定・一度限りの募集と銘打って、限定感を強めることで
ランディングページに訪れた人の購入意欲を煽りますが、
実際は一度限りと歌っておきながらオファー名を変えたり、
バージョンアップを謳うことで再販・再募集を行うケースも多々あります。
今回のオファーの講師を務める吉田健史氏についても、
「吉田式・億のアインシュタインコード」と同じように
NYダウを取り扱った「NYダウ・ヒーローズアカデミー」
というオファーを過去に取り扱っております。
また、商品の購入を決定する上で重要である、吉田健史氏の
トレーダーとしての腕前についてですが、クロスリテイリング株式会社の
関連サイト以外では、トレーダーとしての経歴や実力は一切確認できません。
むしろ、前回吉田健史氏が監修したNYダウを題材とする
CFDオファーに関しては、実際に稼げるかどうか、
その戦略性には疑問が残る内容でした。
吉田健史氏が過去に監修・販売したCFDオファー
「NYダウ・ヒーローズアカデミー」について、当サイトで過去に
検証しておりますので、吉田健史氏本人や商品の実態を知るためにも、
ぜひ併せてご覧ください。
稼げることを過激に謳い、限定感を強めることで参加を焦らせるような
広告内容に踊らされて、実力不明のトレーダーに高い参加費や信用を預けると
ただの銭失いに終わる可能性が十分にありますので、
オファーの内容をしっかりと確かめ、ロジックに優位性があることを
確かめた上で購入判断に進みましょう。
ここからは「吉田式・億のアインシュタインコード」の具体的な
コンテンツ内容やトレードロジックについて検証してまいります。
米国株価指数を用いた一般的なペアトレード
「吉田式・億のアインシュタインコード」は、NYダウとS&P500を取り扱う
CFDオファーとなっており、両者の相関の強さを利用して、
将来の値動きを予測するというトレード戦略となっています。
S&P500とNYダウ500はともに、米国の複数の株式銘柄の株価を
数値化した、いわゆる株価指数と呼ばれるものです。
構成される銘柄の違いこそあれ、どちらも米国の主要企業の株価を
数値化したものになりますので、米国の株式市場の状況を反映した
ものとなっており、この2つの株価指数の相関度が高いのは当然といえます。
相関が強いということはすなわち、両者は似たような値動きをする
ということになりますが、
時折発生する価格差を利用して、将来の値動きを予測してトレードを行うという
いわゆるペアトレードの手法が「吉田式・億のアインシュタインコード」の
トレード手法のようです。
一般的なペアトレードでは、このような価格差が発生した際に、
割安な方を買い、割高な方を売り注文と2つのポジションを同時に保有し、
価格差が縮小した際に反対決済を行います。
「吉田式・億のアインシュタインコード」でも同様の手法が採用
されていると推測できます。
ペアトレードはその性質上、2つのポジションのうち一方が、
片方のポジションの保険的な役割となるため、1つのポジションを保有する
シングルトレードと比較すると安全性があると言われています。
とはいえ、買ったポジションが下がり、売ったポジションが上昇するケースもあり、
その場合は2つのポジション分だけ大きな損失を生むことを理解する必要はあります。
また、2つのポジションを保有するため、トレードの資金と手数料が
通常の2倍必要になります。
ランディングページでは10万円の資金を1億円に、
と謳っていますが、実際には満足のいくような利益を上げるためには
更なる元手が必要になるでしょう。
また、「吉田式・億のアインシュタインコード」では
「現金製造方程式、億の黄金方程式 “S – N”」という
数式を採用しているとのことです。
SはS&P500、NはNYダウを指し、ランディングページ上では
S – Nの計算を実際に行う様子の動画が掲載されていますが、
「億の黄金方程式 “S – N”」をどのようにトレードに用いられるかは
一切説明されておらず、どうしてこの方程式が利益を生むのかは
残念ながら不明となっています。
ランディングページ上のS – Nに関する紹介動画では、
簡単な算数を吉田健史氏が出題し、インタビュアーが正解すると
吉田健史氏から札束を手渡されるという、
ただの茶番劇のような説明となっていました。
途中から何を見せられているのかわかりませんでした…。
「現金製造方程式、億の黄金方程式 “S – N”」については
トレードに採用することの優位性は見えず、ただただ
「誰でも簡単にお金が手にはいる」ということを
アピールしたかっただけのように見えます。
ついでに申し上げると、、「億のアインシュタインコード」とありますが、
本オファーのどこにアインシュタインの要素があるのかもわかりません。
「吉田式・億のアインシュタインコード」は米国株価指数を対象とした
ペアトレードのCFDオファーですが、トレードの手法や取り扱う銘柄など、
他オファーと比べて特段の優位性はないように感じます。
過激なセールスや高額な参加費に反して優位性はなし
「吉田式・億のアインシュタインコード」はNYダウ、S&P500という
米国株価市場の2つの銘柄の相関の強さを利用した
ペアトレードの手法ですが、
NYダウとS&P500の相関の強さは広く知られている以上
意外性も全くありませんし、ペアトレードの手法そのものにも
一般的なものと比べてオリジナリティは見受けられませんでした。
さらにぶっちゃけて言うと、NYダウとS&P500はほぼ同じ
アメリカの主要銘柄で構成された株式指数になりますので、
ほぼ同じような値動きになります。
つまり、ペアトレードのチャンスはずいぶん少ないのではないか
ということがすでに懸念されます。
また、監修する吉田健史氏についても過去の経歴は不明ですし、
特段吉田健史氏から講義を受ける必要性も感じません。
なお、今回の「吉田式・億のアインシュタインコード」の参加費は
217,800円(税抜)
となかなかの高価格設定となっていますが、
一般的な手法と特段の違いやオリジナリティがないものに対して、
どのように一般的な手法と違って無限ATMを実現できるというのでしょうか?
また、「億の黄金方程式 “S – N”」や「億のアインシュタインコード」など、
トレードや商品とほぼ何の関連性のないキャッチコピーを用いて
過度で実態に則していないセールスを行う時点で
オファーとして信用なりません。
このトレード手法や戦略が参加費に見合うとは
残念ながら言えませんね…。
引き続き、FXトレード研究会(FTK)で取り上げてほしい
題材(テーマ)などのリクエストも受け付けておりますので
お気軽にいつでもお問合せください。
商材概要
商材タイトル:吉田式・億のアインシュタインコード
販売元:クロスリテイリング株式会社、松野有希、吉田健史
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またまた新しいプロモーションが始まってます。
ヘッジファンドの講師と同じトレードができるとのことです。「過去の失敗したコピートレードとは何が違いますか?」と動画のコメント欄で質問しましたが、掲載すらされません。
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